今年もこの季節がやってきましたね。
そう!スタッドレスタイヤです。
納車後に頭を悩ませる問題の一つだと思います。
お住まいに地域により差はあるにせよ、スタッドレスタイヤが必要になる時期になってきました。
CX-30の純正ホイールは18インチ。
はじめに言っていくと、18インチのスタッドレスタイヤは高い!
そこでオススメが17インチにインチダウンすること。
17インチにすることで、スタッドレスタイヤもホイールも購入に掛かる費用を安く抑えることができます。
この記事では、CX-30のスタッドレスタイヤを17インチにするときのポイントをお伝えしていきます。
CX-30に17インチ スタッドレスタイヤをおすすめする理由
最初に言ったように交換に掛かる費用を安く抑えることができるというのが大きなポイントです。
交換に掛かる費用は大きく2つ。
- スタッドレスタイヤの購入に掛かる費用
- 交換工賃
17インチのスタッドレスタイヤにすることで、2つの費用を安くすることができます。
17インチと18インチのタイヤ価格の違い
価格の違いの前にCX-30の純正18インチ タイヤとホイールのサイズを確認しておきましょう。
CX-30の純正18インチのタイヤサイズは215/55R18です。
このサイズを17インチにする場合は215/60R17のタイヤを選ばOKです。
タイヤサイズの説明は後にしますので、先ずは価格を比較してみましょう。
CX-30 スタッドレスタイヤ価格
価格.comで検索すると
215/55R18のスタッドレスタイヤで15,000~30,000円(1本)くらい。
215/60R17のスタッドレスタイヤで10,000~25,000(1本)くらい。
同じ銘柄のタイヤで18インチと17インチを比較すると、8,000円~15,000円(1本)ほど18インチの方が高くなります。
価格幅も広く、海外銘柄も含むため、わかりやすい比較ができません。
もう少し具体的に比較するために一つのお店で同じ銘柄のタイヤを選んで18インチと17インチを比べてみましょう。
タイヤ・ホイールのネットショッピングもできるフジコーポレーションさんの価格を参考に比較していきたいと思います。
タイヤ1本の単価と括弧内に4本購入時の価格を記載します。
BRIDGESTONE ブリザックVRX2
18インチ(215/55R18):¥38,400(¥153,600)
17インチ(215/60R17):¥29,400(¥117,600)
DUNLOP ウィンターMAXX02
18インチ(215/55R18):¥30,700(¥122,800)
17インチ(215/60R17):¥23,500(¥94,000)
YOKOHAMA アイスガードシックスIG60
18インチ(215/55R18):¥34,600(¥138,400)
16インチ(215/60R17):¥26,500(¥106,000)
国産メーカーの同じ銘柄で価格を比較すると1本あたり7,000~12,000程度の価格差があることがわかります。
タイヤ4本となると価格差は28,000~48,000円。決して侮ることの出来ない価格差になります。
CX-30 スタッドレスタイヤ ホイールセットの価格
同じくフジコーポレーションさんのサイトを見ながら、次はスタッドレスタイヤとアルミホイール4本セットの価格を見ていきましょう。
価格を比較するのは先程と同じ3銘柄です。
価格の比較をしやすいように全て同じホイールで計算しています。
ブランドルN52というオススメに表示されていた、純正18インチホイールに近いデザインのホイールを選びました。
ブランドルN52
18インチ:¥88,100
17インチ:¥54,000
ホイールの価格だけで、3.4万円ほどの金額差がありますが、ホイールセットになるとどうでしょうか?
装着するタイヤサイズは、先ほどと同じです。
BRIDGESTONE ブリザックVRX2ホイールセット
18インチ:¥176,900
17インチ:¥137,500
DUNLOP ウィンターMAXX02ホイールセット
18インチ:¥143,000
17インチ:¥106,000
YOKOHAMA アイスガードシックスIG60ホイールセット
18インチ:¥158,200
17インチ:¥124,000
18インチと17インチの価格差は、34,000~40,000円といったところです。
価格を見比べると、タイヤ4本セットの価格に10,000~20,000円プラスするとホイールセットで購入することができるので、ホイールセットがいかにお得かおわかりいいただけると思います。
また、17インチのホイールセットの価格が18インチのタイヤ4本価格より若干安くなっているのもポイントです
当然、ホイールが変わると価格も変わるので、金額は参考程度にお願い致します。
交換工賃の違い
交換工賃は2つのパターンが考えられます。
- スタッドレスタイヤのみを交換しホイールは使いまわし
- スタッドレスタイヤを組み込んだホイールごと交換
おすすめは「② スタッドレスタイヤを組み込んだホイールごと交換」です。
①より②の方が工賃も安くなるし、タイヤへの負担も少ないです。
①スタッドレスタイヤのみを交換しホイールを使い回す場合は、ホイール1セット(4本)に対し、タイヤが2セット(8本)となります。
ホイールからタイヤを外して行う交換は、タイヤへの負担も大きくなるので、何度も付けたり外したりするのはオススメできません。
1本あたりの工賃も1,000~1,500円(1本)と比較的高くなります。
②スタッドレスタイヤを組み込んだホイールごと交換する場合は、ホイールとタイヤの4本セットが2組となります。
タイヤの交換は、ホイールごと行うことが出来るので、工賃が500~800円(1本)と安くなり、作業時間も短くなります。
ジャッキやレンチなどの工具と作業場所があれば、自分で交換することも可能なので、工賃を節約することも可能になります。
①も②も保管場所の必要スペースは同じです。
購入時の価格は、②のパターンの方が高くなることもありますが、ホイールをセットで購入すると値引きも大きいので、価格差は思うほど大きくなりません。
店舗により異なりますが、18インチから割増工賃を設定している場合があります。
18インチは17インチより工賃が高くなることがあるので注意が必要です。
17インチは見た目もGood!
そもそも、なぜ17インチなのかと言うと、見た目も良く節約もできるから!
20Sのベースグレード(無印)だけになりますが、ダウングレードオプションとして16インチホイールが用意されているので、見た目のバランスが大きく崩れることもありません。
せっかく世界一美しいSUVと言われるくらいのCX-30なので、スタッドレスタイヤにしたときの見た目にもこだわりたいですよね!
ココまでの解説で17インチにした方がスタッドレスタイヤ購入に掛かる費用も交換工賃も安く抑えることができることがおわかりいただけたと思います。
「スタッドレスは17インチでも良いかな?」と興味が湧いてきた方のために、17インチスタッドレスタイヤにするときの注意点をお伝えしていこうと思います。
CX-30 17インチ スタッドレスタイヤの選び方
18インチから17インチというように、ホイールのサイズを小さくすることをインチダウンと言います。
インチダウンには、いくつか注意しなければならない点があるので、しっかり確認していきましょう。
スタッドレスタイヤを17インチにするときの注意点
タイヤの外径を変えない
インチダウンで小さくなるのは、ホイールの大きさだけでタイヤの大きさは変わりません。
タイヤの外径が変わってしまうと、スピードメーターと実際の車速が合わなくなったり、ブレーキの効きにも影響します。

外径を変えないために必要なのが、正しいホイールサイズとタイヤサイズを知ることです。
またホイールサイズにより適合するタイヤサイズが異なるので、ホイールサイズとタイヤサイズはセットで考える必要があります。
17インチのホイールサイズ
ホイールを選ぶ基準になるのが純正ホイールのサイズです。
18インチ:18 × 7.0J 5-114.3 45
ただ数字がならんでいるように見えますが、それぞれに意味があります。
ホイールサイズの見方を少しだけ解説します。


リム径:ホイールの直径
リム幅:ホイールの幅
穴数:取り付けボルトの数
PCD:取り付けボルト位置の直径
インセット:リム幅の中心からホイール取付面の差異(オフセットと言うこともある)
理想は全く同じサイズのホイールですが、市販のホイールでは、同じサイズが用意されていないことも少なくありません。
特にリム幅やインセットの数値が適正でない場合は、走行できなくなったり、車検に通らなくなることもあるので注意が必要です。
困ったら販売店のスタッフさんに相談してみましょう。

リム径:17
リム幅:6.0~7.5J
穴数-PCD:5-114.3
インセット:40~50
ホイール選びで特に大切なのが、リム幅とインセットです。
許容範囲内で選ばないとタイヤがフェンダーよりはみ出したり、内側に入りすぎて足回りのパーツと干渉することがあります。
17インチのタイヤサイズ
ホイール選び同様にタイヤを選ぶときも純正タイヤのサイズを基準にします。
もう一度、CX-30のタイヤサイズを復習しておきましょう。
18インチ:215/55R18
タイヤサイズの見方を少し解説しておきましょう。


装着するタイヤサイズは原則純正と同じサイズでなければなりません。
タイヤのサイズが変わると、タイヤの外径が変わってしまいます。
するとスピードメーターの速度が正しく表示されなくなったり、ブレーキの効きに影響が出るので、純正のサイズをしっかり守りましょう。
と言っても、CX-30に純正17インチの設定は有りません。
その場合は、純正のタイヤサイズと同じ外径になるタイヤサイズを選べば良いのです。
215/55R18を17インチにする場合、最も近い外径になるサイズは215/60R17です。
215/60R17は、215/55R18との外径差は-4mm(新品の場合)なので、許容範囲となります。
【まとめ】CX-30のスタッドレスタイヤ
ということでCX-30のスタッドレスタイヤ選びについて解説してきました。
長くなったので一度まとめてみましょう。
18インチ | 17インチ | |
---|---|---|
タイヤのみ購入(4本) | 120,000~ 155,000円 | 90,000~ 120,000円 |
タイヤ交換工賃(4本) | 4,000~ 6,000円 | 4,000~ 6,000円 |
ホイールセット購入(4本) | 140,000~ 180,000円 | 100,000~ 140,000円 |
ホイール交換工賃(4本) | 2,000~ 3,000円 | 2,000~ 3,000円 |
ランニングコストも含め17インチ スタッドレスタイヤのホイールセット購入がオススメ
18インチのスタッドレスタイヤ4本を買うより17インチタイヤ・ホイールセットの方が安いし、後の交換工賃も安く抑えることができます。
交換に掛かる作業時間も圧倒的に短くなるので、17インチを選ばない理由は少ないと思います。
18インチより17インチの方が選べるタイヤの銘柄も多いので、さらに節約することも可能です。
ただし、タイヤはあまりケチらない方が良いので程々に…。
デメリットとしては、見た目の印象が少し変わるくらいかな…。
ディーラーやカーショップで相談すれば、タイヤ・ホイールのサイズや予算に合わせて提案をしてくれるはずです。
最近はネットショッピングでも電話やメール・チャットで相談することもできるので、費用を抑えたいならネットショッピングの活用もおすすめですよ。
スタッドレスタイヤは17インチで賢く節約してCX-30のカーライフを楽しみましょう。
ネットでタイヤ・ホイールを買ったけど取り付けできない…
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ネットで買ったカー用品を取り付けることができない!
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