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CX-5 i-DMを意識した結果の副産物


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先日i‐DMについて記事を書きました。

その後もi‐DMのスコアを気にしながら走っているのですが、「減点を受けたくない」という意識が付いてくると思わぬ副産物があることに気づきましたので、今回は「i‐DMを意識した運転の先にあるもの」のお話です。

今回は個人の感想の部分も強いので参考程度にごらんください。



高得点=運転の楽しさ

前回は「i‐DMがどんなものか?」「i‐DMに込められたマツダの想い」について触れました。i‐DMのスコアを意識しながら走ることで、運転の楽しさやマツダ車の楽しさを感じることができるのではないか?正に「be a driver」だなと感じたし、多くの方にマツダからのメッセージを感じてもらえたらと思います。

i‐DMで高得点を狙うことは、アクセルを踏んだ時のエンジン音、ブレーキを踏んだ時の原則G、ハンドルを切った時の旋回性など運転の楽しさを感じる部分が多くなります。

でも、i‐DM全体の平均スコアを高めようとすると減点されない運転も身に着けなければなりません。

減点されない=危険の予測

i‐DMで減点をされる運転は

  • 急加速・急ブレーキ・急ハンドル
  • アクセルやブレーキの踏みなおし
  • シフトレバーを「M」にしてマニュアル車のようにシフトダウンして減速する
  • 交差点で曲がる時や道路に出る時にハンドルを目一杯切る
  • 凸凹の路面でも構わずアクセルを踏む

などが挙げられると思います。これらの運転をしないことで同乗者にも不快な思いをさせることはないはずです。もちろん、狙ってこのような運転をする人は少数派だと思います。

自分では急ブレーキや急ハンドルのつもりはない、上記に当てはまるような運転はしていないはずでもi‐DM先生は見逃してくれません。

例えば細くて見通しの悪い道を走行中。決して車速は高くない状態でも前から車や自転車が思わぬスピードで接近してくると、無意識的にブレーキを踏みますよね。よくあるシチュエーションですが、i‐DMのスコアはガツンと下がってしまいます。

こんな運転を繰り返していてはなかなかi‐DMのアベレージは伸びません。スコアが下がることが嫌だなと思うと、同じ道でも走り方が変わってきます。

「前方から車が来るかもしれない」「自転車が飛び出すかもしれない」「子供が思わぬ動きをするかもしれない

遠い昔、自動車学校で聞いたことのある「かもしれない運転」を意識するように運転が変わってきます。

決してゆっくり走るのではなく、何かあっても大丈夫なように安全マージンを取り、より早い段階で危険を察知できるように準備する運転です。

減点をさせない運転は事故を未然に防ぐ安全運転につながります。



3rd.ステージにいくために

i‐DMのスコアを気にしながら走るようになり3週間。アベレージは4.3から4.6へ上がりました。

ここから更にアベレージを高め、3rd.ステージにいくためには

高得点を出すための楽しく、しなやかな運転

減点をさせないための危険を予測する運転

両方を常に行うことが条件となりそうです。

このような運転を意識する人が多くなれば、事故は減らすことができるだろうし、悲しい思いをする人だって減らすことができるはずです。

「安全装備に頼りっきりにならない、あくまで車を操るのは人だ」「正しい運転があるから安全装備も活きるのだ」

そう教えられているような気さえしてきます。

「i-DMを意識した運転は楽しい運転だけでなく安全運転にもつながる」そんなことに気づかされました。

i-DMは無用の産物との意見もありますが、高得点を出す運転が「楽しくて安全な運転」になるのであれば、i-DMも捨てたものではないと思います。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます。最高のCX-5 Lifeを!



1 COMMENT

はすお のりひろ

3年前から新型CX-5に乗っています。

ファミリア→カペラ→MPVとライフステージに合わせてマツダ車を愛用して35年になります。

貴殿のマツダ車への愛情溢れる記事の筆致に接し、大変感動し、感謝申し上げる次第です。

これから益々のご活躍を、心より期待・応援致します。

一点要望です。
i-DMの解説記事中、i-MDという誤表記が散見されます。

もったいないので、早めの修正をして、貴殿記事のブランド価値をより高めて下さい。では!

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