最近は内装品、外装品問わずカスタムパーツの取り付けに両面テープを使うことは非常に多いです。
しかし、その両面テープ直ぐに剥がれてしまった経験はありませんか?または、走行中に取れるのではないか?と心配になりませんか?
最近の両面テープは非常に強力で耐久性も高いです。
しかし、使い方(貼り付け方)を間違ってしまうと、本来の粘着力が発揮できずに剥がれてしまうこともあります。
どんなに強力な両面テープも使い方を間違ってしまっては、効果が発揮されません。
今回は両面テープの正しい使い方をマスターして愛車のカスタムを楽しみましょう!
コンテンツ
両面テープの剥がれる原因
「購入したパーツに付属していた両面テープが役にたたなかった」
「直ぐに剥がれてしまった」
よくある話だと思います。実際に私も経験しました。
その時は「ワクワク」からの「貼り付かない絶望」で腹も立っているので、原因なんて考えず両面テープのせいにしていましたが、実はそんなことはないんです。
中には「古い両面テープで役にたたなかった」なんてこともあるかもしれませんが、古い両面テープも「パーツ側にはしっかり貼り付いていて、車両側に貼り付かない」ことないですか?
両面テープが貼り付かない多くの理由は・・・接着面の状態です。
ゴミやホコリなど汚れが原因の時もありますが、汚れが原因で貼り付かないことは少ないと思います。
だって、皆さん貼り付ける前に接着面拭きますよね?
拭いても取れないものが本当の原因になります。
本当の原因は油分です。
油分が少しでもあると、両面テープの強力な粘着力は発揮されません。一時的に貼り付いたとしても時間の経過や振動で剥がれてしまうのです。
粘着しやすいもの・しにくいもの
また、両面テープには相性の良い素材と相性の悪い素材があることも覚えておきましょう。
貼り付けやすい素材・・・金属、塗装面、アクリルなど
貼り付けにくい素材・・・ガラス、ゴム、セラミックなど
ガラスは両面テープが貼り付きにくいんですね。ドライブレコーダーなどガラス面に貼り付けることが多いのに意外です。
でも、いくら貼り付けやすい素材とは言え使い方を間違ってしまっては粘着力は発揮されません。
正しい使い方
剥がれる原因である油分や汚れをキレイに取り除くことができれば、二度と剥がれないくらい協力に貼り付きます。
走行中に剥がれてしまうのは事故にもつながりますので正しい使い方を理解して作業を進めましょう!
強力な粘着力を得られるかは、下地処理で決まります。①脱脂 と ②プライマーは重要な下地処理ですのでしっかりと施工してくださいね。
①脱脂
内装、外装問わず一番重要です!
上でも説明していますが、剥がれる原因の多くは油分で、この脱脂がしっかりできていないことが多いです。
接着面の汚れや油分が少ない場合は、中性洗剤を水で薄めた液体をスプレーしてキレイなタオルで拭き取るだけでも大丈夫です。
内装で貼り付けるパーツの重量が軽ければこれで十分です。
外装や内装でも重いパーツを取り付ける場合はシリコンオフやホワイトガソリンを使います。
ホワイトガソリンやシリコンオフをウェスにに取り、接着面をキレイに拭いていきます。個人的にはシリコンオフの方が使いやすいのでオススメです。
余程の強度を必要としなければ下地処理は脱脂だけでも大丈夫です。
②プライマー
エアロなど外装パーツで風や雨の影響を受ける部分はプライマー処理を行います。
あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、簡単に言うと「より接着能力を高めるための下塗装」です。
一見、ツルツルに見える面にも極小さな凸凹があります、プライマーはこの凸凹を埋める役割を果たし、接着力を向上させる効果があります。
このようなスプレータイプの物が多く、業者さんでも使われていると思います。
素人が施工するのにココまで量は必要ないので、このようなウェットティッシュタイプのプライマーもオススメです。
どちらも、塗布した後はしっかりと乾燥させてください。
プライマー処理をして両面テープを貼り付けると二度と取れないくらい強力に貼り付きます。
ミスは許されませんので位置決めをしっかり行ってくださいね。
③圧着
意外と知られていませんが、両面テープは押さえつけると接着力が増します。
しっかりと押さえつけて接着しましょう。
④放置
これも意外と知られていませんが、両面テープも接着剤のように接着力が安定するまで一定の時間が必要です。
貼り付けてから24時間程度は振動を与えたりしない方が良いです。施工後すぐは車を走らせることも避けた方が良いです。
オススメ両面テープ
「購入したパーツの両面テープで失敗した」「張り直しをしたい」そういった場合は3Mの両面テープがオススメです。
多くのパーツに使われる両面テープで信頼性もあります。
外装にも使える強力な両面テープです。正しい取付けを行えば洗車にも耐えることができます。
コチラは内装パーツの取り付けに便利な薄手のタイプです。強力な両面テープは厚みがあるので、内装パーツに使うと浮き上がって見えることがありますが、この薄手タイプならそういった心配もありません。
まとめ
最後になりましたが、両面テープは貼り付ける時の気温にも粘着力が左右されます。10℃を下回るような寒い日は一度、両面テープや施工面を暖めて作業すると強力に貼り付けができます。
両面テープは誰でも簡単にできる反面、正しい施工をしなければ事故にもつながりかねません。特に脱脂を怠ると剥がれの原因になりますので注意してくださいね!
両面テープを上手く使ってあなたの愛車のカスタマイズを楽しんでください。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。では、最高CX-5 Lifeを!
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