MAZDA3の発売でマツダの魂動デザインを取りれた商品群は、いよいよ第2世代へ入っていきます。
搭載されるマツダコネクトも大幅に刷新され、ついに8.8インチの大型液晶を備えることになりました。
液晶画面の大型化に気を取られがちなMAZDA3の新型マツコネ。
ここでは第2世代と表現させていただきます。
画面が大きくなった他は、何が新しくなり、どのような進化があったのか?
あまり知られてないことも多いようです。
この記事では、新型の第2世代マツコネと従来の第1世代マツコネと何が違うのか比較しつつ、進化のポイントを解説していきます。
第2世代マツコネの理解を深めよう!
コンテンツ
新型マツコネの画面サイズ
第1世代のマツコネは7インチがメインでアテンザ(後期モデル)のみが8インチでした。
第2世代では8.8インチワイド液晶にサイズアップ。
ただし、残念なことにMAZDA3に乗り込んでもサイズアップは、そこまで体感できません。
その理由は設置場所が遠くなったから。
MAZDA3はマツコネの大型化で視界を遮ることがないように、マツコネの設置場所を従来より前方に変更しています。
画面は大きくなったけど、遠い位置に設置されているので、大型化の恩恵は少ないのです。
実際に運転席に座ってみても、画面が大きくなったという感覚は少ないのが事実。
手放しで喜べない画面の大型化になってしまったね…
新型マツコネは起動時間が半分
エンジンスタートボタンを押してから起動までの時間が格段に早くなりました。
第一世代が約15秒かかっていたのに対し、第2世代は約8秒。
およそ半分の時間で起動するようになりました。
わずかなようにも思えますが、この違いは大きいです。
動画の1:43あたりでスタートボタンを押してからマツコネ起動までを見ることができるよ!
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液晶のタッチ操作は非対応
残念ながら第2世代のマツコネはタッチ操作ができなくなりました。
画面サイズのところでも説明しましたが、第2世代マツコネは設置場所が前方になり、運転者から遠い位置にあります。
手を伸ばしても画面を簡単にタッチ操作できる位置ではない(できるかもしれないが困難)ため、タッチパネルは採用されなかったようです。
そこで採用されたのが新しいコマンダーコントロールです。
新型のコマンダーコントロール
マツコネの操作は手元のコマンダーコントロールで行います。
一見、コマンドダイヤルが大きくなっただけのようにも見えますが、実はイロイロ変わっています。
まず大きくなったコマンドダイヤル。
クルクル回しやすくなった、押しやすくなったのではなく、上の面がタッチ操作に対応しています。
わかりやすく言うと、パソコンのトラックパッドやスマートフォンの画面のようなイメージ。
ピンチイン・ピンチアウトといった操作にも対応しています。
試乗の時に試しましたが、感度や反応も良く操作感は良好です。
ボリューム調整するダイヤルも変わっていて、第2世代のマツコネはダイヤルを横に動かす操作に対応しました。
右に倒せば曲送り、左に倒せば頭出しが簡単にできます。
第1世代のマツコネは、コントローラーで動かすしかなかったので、助手席に乗る人にとっては嬉しい改良となりました。
ドライバー本人はステアリングスイッチで操作できるよ!
ボタンのスイッチフィールも変わり、第2世代からはクリックするような浅い押し込みになっています。
ボタンの配置もかわっているね!
ナビの目的地設定(検索)時の文字入力も、このコマンダーコントロールを利用します。
車載通信機搭載の車両(PROACTIVE以上)であれば、8月にリリース予定のスマートフォンアプリ「My MAZDA」を使えばスマートフォンで目的地を設定して、マツコネに転送することもできます。
車載通信機が無くても「ナビコン」というアプリで目的地を転送することも可能です。
第2世代のマツコネの解像度
解像度もグッと高まり、360°モニターの画質も向上。
第1世代では360°ビューモニターも「モヤモヤした映像で解像度が低すぎて使い物にならない」って声も少なくありませんでした。
第2世代のマツコネは、コントラストも適度に高められ、画面も明るくかなり見やすくなっています。
動画でも画面は小さいですが、マツコネは常に写っているので、ご確認いただけると思います。
まとめ
第2世代のマツコネの進化や変更点についてまとめてきました。
ナビの精度については使っていないので何とも言えませんが、AndroidAutoやAppleCarPlayなどを使うユーザーも多くなっているので、一概に判断できなくなりました。
ナビの検証はまた後日にしたいと思います。
大幅に変わったというものはありませんが、各部ブラッシュアップして、より使いやすくなったのは間違いありません。
起動時間が半分になったのは、嬉しく感じているユーザーも多いかもしれませんね。
とりあえず、試乗やカタログを見て感じたマツダコネクトのアップデートをお伝えしました。
この他にも「こんなアップデートがあるよ」って情報があれば、随時更新していきたいと思います。
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それでは また次のブログでお目にかかります。
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