どうも!エムブロです。
この度もブログを見ていただきありがとうございます。
さて、今回はクルマの未塗装樹脂パーツについてのお話です。
どんな車にも未塗装の樹脂パーツがあります。
この樹脂パーツ、長い期間車を使っていると徐々に白くなり車のスタイリングを低下させる要因となってしまいます。
もちろんCX-5やCX-30も例外ではありません。
むしろSUVというスタイリング故に未塗装の樹脂パーツは多くなっていて、樹脂パーツの白化は避けては通れない問題になってくるはずです。
ソウル
マシン
この記事では樹脂パーツが白化する理由やメンテナンス方法についてのお話をしています。
コンテンツ
未塗装樹脂のメンテナンスをYouTube動画で見る
車に使われる未塗装樹脂パーツ
最近の車でも意外に多い未塗装の樹脂パーツ。
塗装されておらずボディの塗装色とは色が違う部分が樹脂パーツで、濃いグレーや黒系の物が多いです。
表面はシボ加工(細かい凸凹)がされていて触った感覚もザラッとして、塗装面のようにツルツルではありません。
では、どんなところに樹脂パーツが使われているのでしょうか?
- フロントバンパー リアバンパー
- サイドステップ
- フェンダーアーチ(主にSUVやクロスカントリー)
- サイドミラーの付け根
- サイドのピラー部分
- リアワイパー
- 屋根のアンテナ
- ボンネットとフロントガラスの間(トップカウル)
などが挙げられると思います。
車種により差はありますが、多くの車で未塗装の樹脂パーツになっている部分です。
昔のバンはバンパーがまるごと未塗装樹脂だったこともありますが、最近は商用車といえども、そんな車は少なくなりました。
サイドステップやフェンダーアーチはSUVやクロカンに未塗装樹脂パーツが多く使われ、ミニバンやセダン、コンパクトカーは塗装されているパーツが多いです。
CX-5も例に外れることなく、SUVなのでサイドステップもフェンダーアーチも未塗装パーツとなります。
最近はシャークフィンアンテナでボディ同色の塗装が増えましたが、アンテナ部分が白化していることも少なくありません。
リアワイパーも白化しているケースは多いです。
ボンネットとフロントガラスの間のワイパーが取り付けられている部分(トップカウル)も未塗装樹脂パーツです。
ワイパーのアームは樹脂ではありませんが、ワイパーアームも時間の経過と共に白っぽくなっていきます。
未塗装樹脂パーツの白化とは?
塗装されていないことで、表面を保護するものがなく、紫外線や温度変化などの影響で早い段階から劣化が進みます。
劣化が進むと表面が白くなり、ひどい場合には白く粉を吹いたようになることも少なくありません。
樹脂パーツを白化をさせないためには?
残念ながら経年変化の一つなので、完全に予防することは難しいです。
それでも屋根付きの駐車所や車庫などで、直射日光や雨に濡れることを少なくすることができれば、白化を遅らせることはできます。
未塗装樹脂パーツのメンテナンス方法
白化自体は防ぐことが難しいのですが、白化してしまってもメンテナンスは可能です。
では、白化が進んでしまった時の対処方法、または白化を遅らせるための処置をいくつかご紹介したいと思います。
対処法の前に!マスキングで周辺の塗装部分を守ることを忘れないでくださいね!
樹脂パーツは結構入り組んだ細かい部分に使われていることも多いですし、この後紹介するスポンジやコーティング剤は塗装面につかない方が良いものもあります。
マスキングで塗装面をカバーして作業する方が安心です。
メラミンスポンジでメンテナンス
一番お手軽で安価な方法がメラミンスポンジです。
いわゆる「激落ちくん」ですね。
水に濡らしたメラミンスポンジを固く絞り、消しゴムと同じ要領で白化した部分を擦っていくと白い部分が徐々に無くなり黒くなります。
安価で手軽な方法の一つなのですが、広い面積を行うには結構時間が掛かります。
またメラミンスポンジは塗装面に触れると磨きキズのように細かいキズを付けますのでマスキングをしっかり行い作業をしましょう。
ただメラミンスポンジだけではせっかく黒く復活しても、時間が経過すると白化してしまいますので、下地処理として考えた方が良いかもしれません。
コーティング剤の下地処理としてオススメです。
未塗装樹脂パーツコーティング
白化した樹脂を黒い状態に戻すコーティング剤でカー用品店などで入手できて施工も比較的短い時間で簡単に行うことができるのでお勧めです。
価格は500円程度から5000円と幅広く用意されています。
施工方法はメーカーにより若干異なる部分はありますが、洗車後にコーティング剤をスポンジに取り塗り伸ばすだけなので、どなたでも簡単に行うことが可能です。
オススメコーティング剤
金額的には高いのですが、一番のオススメがワコーズ スーパーハードです。
耐久性、仕上がり文句ありません。
硬質性のガラス被膜を形成し白化した樹脂パーツを黒く回復してくれます。
ヌルヌルテカテカした印象もなく、自然で新品に近い状態まで蘇ります。
新車など白化をする前にもオススメで、このコーティング剤で撥水するようになるので汚れ防止や白化予防にもなります。
施工後はこのように樹脂パーツ部分も撥水するようになります。
一つネックになるのが施工時間。
コーティング剤を塗布することは時間はかからないのですが、塗布後24時間は水に濡れないようにと注意書きがありますので、翌日の天気予報まで気にして作業することになります。
ワコーズ スーパーハード施工の様子はコチラ
CX-5納車から6ヶ月「WAKO’S スーパーハード」を施工して樹脂パーツの白化を確認
一方コチラはかなりお安く施工できます。
安いからと侮ることなかれ。
樹脂パーツをツヤ感のある黒に回復させることができる優れものです。
施工直後は若干ベタッとした印象はありますが、1~2日で馴染みます。
撥水効果もあるので多少の汚れは弾くことも可能。
ワイパーアームが白くなった場合にも使えるので非常に便利です。
先に紹介したワコーズと比較すると耐久性では劣りますが、仕上がりでは引けを取りません。
ツヤはカーメイトの方が強い印象です。
あと、なんといっても価格は1/10程度。
耐久性が劣ると言っても2~3ヶ月くらいは効果が持続します。(ワコーズは6ヶ月程度効果が持続)
難点があるとすれば保存期間。
保存袋も付属しているのですが、数ヶ月経過すると蒸発してしまうのか中身は空になっています。
毎回洗車の度に使うものではないので、一回使い切りの感覚でも良いのかもしれません。
未塗装樹脂パーツ塗装
未塗装だから白化してしまうのであれば、塗装してしまえば白化することはありません。
色を黒くするか?ボディ同色にするか?ツヤあり?ツヤなし?シボは残す?消す?と選択肢も様々。
仕上がれば個性も高まりオンリーワンも狙えますが、金額的には一番値が張ります。
しかも、元に戻すことができません・・・
試しにと思って私のCX-5で見積もりを取ってみましたが、シボ残しのマット塗装で約20万円でした。
確認は必要ですが、新品の樹脂パーツ購入しても数万円(2~3万)です。
白化の予防というよりは、カスタマイズの要素が強くなります。
未塗装樹脂パーツをラッピング
塗装と考え方は同じですが、カッティングシートを貼り付けて未塗装部分をラッピングする加工です。
価格的には塗装より安く抑えることができますが、未塗装部分への施工はシボ(表面のザラザラ)があるため、シートの粘着力が弱く剥がれてしまう可能性が高まってしまうのが難点。
塗装と違い、飽きたら剥がすこともできるのでやり直しが効くところはメリットとも言えそうです。
未塗装樹脂パーツをフィルムスプレーで塗装
塗装とカッティングシートの中間のような加工です。
塗装のようにスプレーで色を吹き付けるのですが、そのスプレーはフィルム状になっており、後から剥がすこともできます。
耐久性も申し分なく、洗車機に入れても大丈夫です。
ただし、剥がれるきっかけ(キズやフィルムの浮き上がり)があると剥がれる可能性はあります。
失敗しても剥がすことができるので、DIYでもチャレンジしやすいのが魅力。
テールランプをスモークテールにする時に使えるスプレーです。
各メーカーからイロイロなカラーが発売されているので好みの色を試すこともできます。
ただマスキングや乾燥時間など施工時間が長くなるので、施工する場所には配慮が必要です。
【まとめ】車の樹脂パーツの白化を防ぐメンテナンス方法
マシン
コストパフォーマンスも高いからやっておいて損はないよ。
新車のときに施工するのが良いかもね!
まずはコーティングからやってみようかな?いつまでもキレイでいたいし!
ソウル
白化は樹脂パーツがある以上、時間が経過すれば避けることのできない問題です。
白化をしてしまうと車が古く見えてしまい、せっかくのスタイリングが台無しになっていしまいます。
「洗車をしてキレイになったはずなのにパッとしない」と思うことがあれば、それは樹脂パーツの白化が要因かもしれません。
白いパーツは白く、黒いパーツは黒く仕上げることがキレイに見せるポイントです。
白化してもコーティングを使うことで比較的簡単に状態を改善させることは可能です。
塗装やカッティングシートも良いのですが、それぞれメリット・デメリットがあるので良く考えて行う必要があります。
予算や乗る期間など踏まえ考えましょう!
同じSUVでもホンダのヴェゼルは、グレードにより異なりますが、サイドステップもフェンダーアーチも塗装されているものが販売されています。
ブラック塗装やボディ同色塗装もありますよ。
今後、MAZDAのSUVにフェンダーアーチのラインナップが加わると選択肢も増えて良いのですがどうでしょう?
樹脂パーツの次はボディーコーティングをしてみませんか?
コーティングって結局どれがいいの?洗車レベル別コーティングの選び方
新車/中古を問わず新車のディーラーは値引きをしない傾向にあります。
値引きをしない代わりに、下取り価格を頑張ってくれるケースは多いですが、下調べなしで下取り査定をしてもらっても、普通の下取り価格になってしまうことも…。
なので、下取りの査定をしてもらう前に愛車の買取相場や下取り相場を確認しておきましょう!
「下取り価格より買取価格の方が高い」ってよく聞きますが、買取価格をもとに下取り価格を交渉した結果10~20万円下取りが高くなり、買取価格と同じになるケースも多いです。
私も下取り査定をしてもらう前に必ず、買取相場を調べています。
よくあるのはクルマの一括査定ですが、一括査定はオススメしません。
申込みをした途端に数社の買取店から電話が引っ切り無しにかかってきて、査定のアポ取り合戦が繰り広げられます。
人を変え、時間を変え、時には電話番号まで変えて査定のアポを取りに来ます。
電話に出るたびに同じ質問に答え、都合を合わせるのも大変。
サイトに入力した個人情報も5~10社に共有されることもあり、情報漏えいのリスクも高まります。
私も経験した上で、もう二度と一括査定は利用したくありません。
そこでオススメのサービスが「ガリバーの愛車無料査定」
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必要事項を入力して電話がかかってくるのを待つだけ。
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やはり大手だけに査定担当の人数も多く、当たりハズレが多少あります。
ですが、査定担当者の対応が良くなかったとしても、買取金額が下がるわけではないので、その場の対応はしっかりとしてもらい、買取金額を出してもらいましょう。
クルマの買取相場をしっかり把握した上で、ディーラーの下取り査定を利用することで、賢くクルマを乗り換えることができます。
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