2018年11月のロサンゼルスモーターショーで世界初公開され、待つこと6ヶ月…
2019年5月24日ついに日本でも発売になりました!
そう MAZDA3 です。
なんと発売日当日に試乗する機会をいただきましたので、今回は試乗レビューをお届けしたいと思います。
エンジンラインナップ変更され、本当に期待を裏切らない、最高の仕上がりでした。
コンテンツ
MAZDA3試乗レビューをYouTubeで見る
試乗したMAZDA3のスペック
マシン
MAZDA3 15S Touring(2WD)
車両本体価格:2,273,880円(税込)
ボディーカラー:ポリメタルグレーメタリック
メーカーオプション:360°セーフティパッケージ
シグネチャースタイルフル装備(BBS製ホイール含む)
今回の試乗車は MAZDA3 15S Touring です。
15Sかぁ・・・
と少し残念な気持ちになったのは私だけでは無いはずです。
しかし!
結果的に15S Touring に乗って良かったです。
下位グレード(下から2番目)で「この仕上がりか」と驚かされました。
もちろん売れ筋は20SやXD、もしくは X の PROACTIVE、LPackageになってくると思いますが、15S Touring も満足度の高い車種になると思いました。
他のメーカーだったら15S Touring の装備でも中の上くらいのグレードに匹敵するはずです。
下位グレードでココまで装備が充実している車種はなかなか無いと思います。
それとファストバック専用カラーのポリメタルグレーがめっちゃカッコイイ!
発表のとき、写真で見て
「なんだ?この変な色は?」
って思った自分をぶん殴ってやりたい!
実車は全然違いました!
しかも特別塗装色ではないので、追加料金もなし!
実車を見てから選ぶのであれば、マシーングレーより売れるかもしれません。
写真や動画でこのカラーの良さはなかなか伝わらないと思うので、気になったらディーラーさんで実車を見せてもらうことを強くおすすめします。
MAZDA3のパワートレイン
MAZDA3に搭載されるエンジンは、アクセラから大幅に変更されています。
- SKYACTIV-G 1.5
- SKYACTIV-G 2.0
- SKYACTIV-D 1.8
- SKYACTIV-X 2.0(10月発売)
- SKYACTIV-G 1.5
- SKYACTIV-D 1.5
- SKYACTIV-D 2.2
2019年10月に登場予定のSKYACTIV-X 2.0は別として、
アクセラの時はガソリンエンジン 1モデルに、ディーゼルエンジン2モデル。
MAZDA3はガソリン2モデルに、ディーゼルエンジン1モデルとガソリンモデル中心のエンジンラインナップとなりました。
個人的にはMAZDA3のラインナップの方がバランスが良くなったと思います。
アクセラの時のSKYACTIV-G 1.5とSKYACTIV-D 1.5はデミオと同じエンジンで、アクセラを引っ張るには少し物足りない。
一方、SKYACTIV-D 2.2は、アテンザやCX-5、CX-8に搭載されるエンジンで、アクセラにここまで大きいエンジンは必要ないかもというのが本音でした。
今回MAZDA3へのフルモデルチェンジで、SKYACTIV-G 1.5は変更なしでしすが、CX-3と同じSKYACTIV-G2.0とSKYACTIV-D1.8を搭載されました。
CX-3のエンジンをブラッシュアップして搭載するのかと思っていましたが、特にアナウンスもないので、CX-3と全く同じエンジンと思って良さそうです。
ガソリンエンジン中心のラインナップとなりましたが、アクセラと比べてバランスの良い構成になったと思います。
主力商品はSKYACTIV-G2.0とSKYACTIV-D1.8になります。(SKYACTIV-Xは遅れて発売)
SKYACTIV-G1.5はエントリー機種となり、PROACTIVEやLPackageなどの上位グレードは設定されていません。
MAZDA3のボディサイズ
MAZDA3とアクセラのサイズの違いについても触れておきましょう。
ファストバックとセダンそれぞれ比較してみます。
それぞれ 全長 ☓ 全幅 ☓ 全高(mm) の順です
MAZDA3:4,459 ☓ 1,797 ☓ 1,440
アクセラ:4,470 ☓ 1,795 ☓ 1,470
ファストバックは全長が11mm短くなり、全幅は2mm広く、全高は30mm低くなりました。
実際にMAZDA3の横に立つと数値以上に低く、ワイドになったように感じます。
MAZDA3:4,662 ☓ 1,797 ☓ 1,445
アクセラ:4,580 ☓ 1,795 ☓ 1,455
ゼダンは全長が78mm長く、全幅は2mm広く、全高は10mm低くなりました。
ファストバックはアクセラより全長が短くなったのに対し、セダンはかなり長くなっているのがわかります。
セダンとファストバックの全長の差は、203mmもあり、顔つきは同じながら全く違うクルマのようなプロポーションです。
MAZDA3の試乗コース
いつもお世話になっているディーラーさんのいつもの試乗コースです。
決して長くはない試乗コース(15分弱)ですが、市街地あり、郊外あり、長い上り坂あり、高速(自動車専用道路)ありと、かなり楽しめる試乗コースです。
このコースでMAZDA3の試乗をしたい場合は、山口マツダ山口店までお問い合わせください。
MAZDA3の街乗り
乗った瞬間に何から何まで変わっているので、どこから説明すれば良いのかわかりませんが、運転しながら感じた順にお伝えしていきます。
まずはウィンカーレバー。
レバーの操作感が格段に良くなりました。
CX-5の質感も決して悪くはありませんが、MAZDA3は別物です。
コクッとしっかりした操作感はありながら、しっとりと滑らかに動き、レバーが戻る音や振動も上品。
そしてウィンカーの点滅音も変わりました。
点滅音に関してはどっちが良いということはありませんが、MAZDA3はいわゆる高級車によくある音です。
15Sのアイドリングストップからの再始動は不快な振動はなく、スムーズに走り出します。(ディーゼルエンジンモデルは少し再始動で揺れが出る可能性はあります)
15Sでも意外に力強い加速をするので驚きました。
ただ後にも出てきますが、15Sはキックダウン(シフトダウン)が多い印象です。
少し加速を強めようとアクセルを軽く踏んだ時や減速からの再加速でも、割と頻繁にキックダウンしてしまうので、なれるまでは少し扱いにくいと感じました。
交差点を曲がった立ち上がりでキックダウンするので、加速のテンポがイマイチ合いませんでした。
アクティブ・ドライビング・ディスプレイについては特に変更があったようには感じませんでしたが、全車標準装備の7インチマルチスピードメーターや8.8インチのMAZDAコネクトも非常に見やすかったです。
MAZDA3の郊外の走り
この道は普段もよく通るし、試乗する直前もCX-5で走っていました。
CX-5で走るとロードノイズ(タイヤノイズ)がかなり気になるところなのですが、膜の外から走行音が聞こえてくるような印象でMAZDA3の方が圧倒的に静粛性が高いと感じました。
CX-5も年次改良の度に静粛性は上がっていましたが、MAZDA3はさらにその上をいきます。
エンジン音は程よく聞こえてきますが、それでも音の入りは少ないので、思ったより速度が出ていることが多かったです。
15Sのエンジンが想像より小気味よい走りをするせいもあるかもしれません。
MAZDA3の上り
上りもキックダウンを繰り返しながらですが、15Sも元気に駆け上がります。
キックダウンが多いというのは気になるポイントではあったのですが、逆にそれだけアクセル操作に素早く反応しているとも言えます。
大人二人が乗った状態で、そこそこの上りをパワー不足を感じさせずに走るのは、正直スゴイと思いました。
コーナーでGVC+がどうこうというのは、よくわかりませんでしたが、気持ちよく旋回することは確かです。
あとシートが良い!
従来のシートは背中で姿勢を支えている感覚でしたが、MAZDA3は腰辺りのサポートが良く「骨盤を立てるとは、こういうことか」と実感はできました。
今回は短い時間の運転だったので、この姿勢がどう運転に影響するかはわかりませんでしたが、良い姿勢で運転できているという感覚はありました。
MAZDA3の高速走行(自動車専用道路)
高速の合流でも15Sはしっかりキックダウンして加速していきます。
この辺りからキックダウンするタイミングにも慣れてきて、少しコントロールできるようになりました。
今回は片側1車線の区間だったので追い越しはしていませんが、その気になれば難なく追い越しもできると思います。
上まで気持ちよく回るエンジンです。
高速でも静粛性は高く、風切り音もロードノイズも気になりません。
道路の継ぎ目を越えるときも、不快な突き上げ感はないですね。
直進安定性も良く、ハンドリングも気になる部分は無かったです。
車高も全高も低いことに加え、タイヤもかなり外側にきていことが、高速道路での良い走りにかなり貢献していると思います。
まとめ【MAZDA3試乗レビュー】
いやぁ、MAZDA3恐ろしいクルマでしたね。
第7世代が軒並みこの完成度で作られると思うと、6世代や6.5世代に乗ってるユーザーも買い替えたくなるんじゃないかと思います。
2人乗車であれば15S Touringもあり!
4~5人を頻繁に乗せるような場合だと力不足を感じる可能性は高いですが、価格的にはかなり魅力的です。
230万円そこらでこのクルマなら大満足だと思います。
この価格で7インチマルチスピードメーターやLEDウィンカー、ヘッドアップディスプレイ、8.8インチセンターディスプレイ、IRカットガラスまで付いているんだから驚きです。
エントリーグレードとは思えない完成度だし、良い意味で期待を裏切る想像以上にキビキビした走りでした。
15Sでこの走りなら20SやXDは期待を裏切ることは無いと思うし、10月に発売される X は、さらに期待できるはずです。
今回はMAZDA3の試乗レビュー「ドライビングインプレッション」をお届けしました。
次回はインテリアを中心にレビュー記事をお届けする予定です。
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それではまた次回のブログでお会いしましょう!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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