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CX-5納車後レビュー#4 アクティブ・ドライビング・ディスプレイ編

新型CX-5に搭載された新技術・新機能の一つがフロントガラス照射タイプのアクティブ・ドライビング・ディスプレイ。

交通標識認識システムも搭載し、カラーであらゆる走行情報がリアルタイムに表示されます。

この機能を試したいと試乗した方も少なくないと思いますが、試乗だけではわかりにくいアクティブ・ドライビング・ディスプレイの実力に迫りたいと思います。



基本情報

まずはアクティブ・ドライビング・ディスプレイにどのような情報が表示されるのか確認しておきましょう。

アクティブ・ドライビング・ディスプレイには次の情報が表示されます。

  • 車速
  • ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)の動作と警告の表示
  • 車間認識支援システムの動作と警告の表示
  • マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(全車速追従機能付)(MRCC)の動作状況と警告
  • レーンキープ・アシスト・システム(LAS)&車線逸脱警報システムの動作状況と警告
  • AT誤発進抑制制御[前進時・後退時]の警告
  • スマート・ブレーキ・サポート(SBS)の警告
  • クルーズコントロールの動作状況
  • ナビゲーションガイダンス(方向と距離)

 

表示の視認性

実に多くの情報が表示されますが、全ての項目が同時に表示されるわけではなく、表示のレイアウトも考えられているので表示された情報の見にくさは感じません。

フロントガラスに反射をさせているのですが、フロントガラスに映っているというよりはガラスの向こう側に浮き出ている感覚に近いです。

雨の日はこの感覚が強くなります。フロントガラスに付いた雨粒の向こう側に表示が映し出されているように見えますよ。

一方で天候や前を走る車両の形状や色で情報を読み取りにくくなることがあります。

表示される文字は白色がほとんどで警告表示が黄色になります。

天候については晴れた日中よりも曇りや雨の日、夜間の方が表示は見やすいです。晴れた日が見えにくいのではありません。晴れた日でも十分に認識できますが、光を反射させている分、外が多少暗い方が見えやすいという程度です。

情報を読み取りにくくなるのが自車の前に白色の車両が走っているときです。文字と前車の色が同化して見えにくくはなります。全く見えなくなるというほどではありませんが、前に白い車両があると見え辛いです。

また、フロントガラスに反射をさせているので、偏光サングラスとの相性は良くありません。もちろん表示された情報を読み取ることはできますが、裸眼と比較すると表示が薄くなり読み取りにくくなります。偏光レンズの特性上、反射した光を遮るようになるので相性は良くないです。

表示位置はシートポジションに合わせて表示する上下位置を調整することができ、パワーシート搭載車であればシートポジションと一緒に記憶させることも可能です。



交通標識認識システムの感度

個人的にアクティブ・ドライビング・ディスプレイの恩恵を受けているのが、交通標識認識システムです。

このシステムがあることで「普段いかに標識を見落としているか」と「(チョット)オーバースピードで走行しているか」に気付かされます。

いつも通る道はもちろんですが、遠出をした時の運転でも交通標識認識システムが持つ役割は大きいとかんじました。

ただ、100%正しく標識を認識しているか?というとそうではなく一部苦手なケースというのがあるのでご紹介します。

標識の前に障害物がある時

当然ですが、カメラと標識の間に障害物があると読み取れないもしくは正しく分類されないケースがあります。例えばこの写真

標識の前に障害物があると正しく認識しない

標識の前にカーブミラーがあります。この場合、速度表示の「30」は認識しますが、補助標識の「→」を正しく認識出来ず「!」がアクティブ・ドライビング・ディスプレイに表示されます。この他にも街路樹が標識にかかっているときやトラックやバスなど大型車両が前を走っていると認識できないことがあります。

標識が汚れたり色褪せたりしている時

田舎の道路をはしっていると色褪せた標識や汚れた標識がありますが、色褪せや汚れの具合によっては認識されません。と言っても、かなり状況が悪い標識だけで多少の色褪せや汚れなら問題なく読み取ります。

逆光の時

逆光が強いと標識自体を認識しないことがあります。標識を通りずぎても何も表示されません。

標識に光が反射している時

光が反射していると誤認識をすることが多いです。私は一般道を走っている時に「100」の速度標識が表示されたことがありました。

一般道走行中に表示された〈100〉

この他にも沢山の読み取れない可能性があるケースがマニュアルに記載されています。雨の日も誤認識をすることが多いです。補助標識をカメラとセンサーが正しく標識を認識できなかった場合には「!」が補助標識のところに表示されますので、「!」が表示されたときは走行に注意しましょう。写真のように誤認識をしていても「!」が出ないこともあります。

標識が消えるタイミング

困ることはありませんが、一度認識した標識が消えるタイミングはバラバラです。

標識を認識した状態で交差点を曲がると標識が消えることもあれば、消えないこともあります。

コンビニなどに立ち寄り同じ道に戻ったときも、元の標識を表示したままのケースもあれば、標識を表示しなくなるケースもあります。

いつも通る道、いつも立ち寄るコンビニでこのようにバラバラな状態です。

何か条件があるのかと思い検証しましたが、今のところ結論はでていません。

最後に・・・

カラー表示とは言っていますが、白がメインで赤、黄色、青くらいで使う色自体は多くはありません。

それでも見やすさという点では、反射板に表示していた以前のディスプレイと比べてかなり見やすくなっていると思います。加えて、様々な情報を確認するための視線移動も少なく疲労軽減につながっていると思います。

一方で道路状況や走行条件があるとは言え誤認識もあるのでセンサーやカメラの精度向上は課題と言えるでしょう。標識が消えるタイミングも統一してほしいです。皆さんも表示された情報を過信しすぎないようにしてくださいね!

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます。安全運転で最高のGWを!

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