待ちに待った納車の日。
「前日からワクワクして眠れなかった」って声も少なくありません。
ディーラーに行き自分の車を目にすると喜びは最高潮に!
でも少し落ち着いて。
納車の時にボティや内装のキズ、オプションの取付状態をしっかり確認しておかなければ、後々面倒なことになってしまします。
納車から数日経過して
「あれ?こんな所にキズあった?いつ付いた?納車の前?」
とか・・・
経験ある方もいらっしゃるのでないでしょうか?
ではどんなところを確認すればよいのかわかりますか?
ソウル
マシン
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納車の時に説明を受けながら一通りのことは確認すると思いますが、ただ見るだけでは不備があっても意外に気付きません。
しっかりポイントを抑え、順番を決めて見ていくことで、見落としなく不備に気付くことができます。
その場で気付くことで納車後の不要なトラブルを防ぐことにもつながります。
この記事は新車の納車を控えているあなたに向け、納車時に確認すべき5項とその順番について、私の実体験を踏まえお伝えしています。
納車から数日して不備が発覚した場合には言い出しにくい部分もありますし、場合によっては対応してもらえないことも・・・
ディーラーさんと納車後も気持ちの良いお付き合いをしていくためにも必要なことと思いお伝えします。
コンテンツ
① ボディの確認
マシン
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キズ・凹み
ボディー全体のキズや凹みを確認していきます。
正面や真横から確認するだけでなく、斜めの位置から光や周囲の景色がボディーに反射するように見ていきます。
凹みがあると光や景色が不自然に歪むはずです。
車のルーフ(屋根)は確認を忘れがちなので、踏み台を借りたり後ろタイヤに乗るなどして確認しましょう。
さらにドアを開けてドアの縁(ふち)も見ておくことをおすすめします。
ここで体験談です。
納車から2週間ほどが経過して洗車をしていました。
全体の拭き取りが終わった後、後席のドアを開けてステップを拭いている時に気づきました。
何やら糊のようなベタベタしたものが後席ドアの縁にベッタリ付いていたのです。
この時初めて後席のドアを開けたので、納車された後に付いたとは考えにくく、ディーラーに相談しましたが原因は不明・・・
結局キレイに掃除をしていましたが腑に落ちない出来事でした。
塗装の状態
キズ・凹みだけでなく塗装の状態も一緒に見ていきましょう。
塗装の状態が悪いと色ムラが発生していることがあります。
そして残念なことにマシーングレーは色ムラが発生しやすい可能性があります。
ここでも私の体験談です。
この写真は実際の私のCX-5のルーフ(屋根)の一部です。
写真の真ん中に黒っぽいシミのようなものが確認できるかと思います。
大きさは4mm程度です。
この部分は触ってもキズはもちろんザラつきもなく表面のクリアー層はとてもキレイです。
コレはシミではなくクリアー層の下に色ムラ。塗装不良の一つです。
不覚にも納車から2ヶ月ほど経過して、洗車をしている時に気づきました。
ディーラーに相談したところ「状態からして塗装不良で間違いない」とのこと。
「ルーフ全体の再塗装もできる」と言われましたが、塗り直すとマシーングレーではなくマシーングレー風のグレーになってしまうし、納車から時間も経過していて申し訳なかったので、再塗装はせずそのまま放置しています。
幸いにもルーフで目立つ場所でなかったので良かったです。
これから納車を迎える皆さんはしっかり確認をしておきましょう。
② オプションの取付状態の確認
購入したオプションの取り付け状態を確認しましょう。
特にディーラーオプションは注意して確認します。
エアロパーツ
純正のエアロパーツは多くの場合ディーラーで取り付けを行います。
取付面の接着状態を見て浮き上がりや歪みがないかをチェックしましょう。
前後パンパー
フォグランプやバックカメラがディーラーオプションになっている場合は、ディーラーで前後のバンパーを取り外して作業をしていることがあります。
この場合はバンパーの取付面も確認が必要です。
ここでも私の実体験をお伝えします。
当時私の購入した車は、バックカメラがディーラーオプションでカメラを取り付けるためにリアバンパーを外す必要がありました。
納車をされて数日、リアゲートの閉まりが悪い(頻繁に半ドアになる)と思い確認したところ、バンパーとリアゲートが干渉しいることが判明。
リアバンパーが本来の位置より2~3mmほど上にズレて取り付けされていたのです。
ディーラーに相談したところバンパーの取り付けミス。
塗装の剥がれがあったリアバンパーは新品に取り替えてくれました。
③ 車内の確認
マシン
汚れ・キズ
ボディー同様にキズや汚れのチェックは基本項目です。
メーターパネルやシフトノブ周辺などよく目にする部分だけでなく、バイザーの裏側の鏡やセンターコンソールなども確認して置きましょう。
配線
先にお話をしたオプションと通じる部分です。
ドライブレコーダーや追加モニター、レーダー探知機などの取り付けをディーラーにお願いしている場合は取り付け状態に加え、余った配線の処理まで確認します。
取り付けについては目視で確認。配線は可能であれば取り付けた担当者に確認するか、自分で運転席の下に潜り込んで確認します。
余った配線の固定が緩いと走行中に揺れてカタカタ音が出ることが多いです。
ここでも体験談が役立ちます。
無事に納車を終えてからの帰り道、運転をしているとカチカチッカチカチッと車内のどこからか音か聞こえてきます。
常に音がしているわけではなく、踏切などで車が大きく揺れた時に音が出ていました。
停車させて確認するのですが、停車中は音が一切しないので、音の出所はわからず・・・
一ヶ月点検でディーラーに相談。スタッフさんに実際に運転してもらい音の確認は直ぐにできたのですが原因の特定には時間がかかりました。
結局、原因はETCの余った配線の固定状態が悪く、配線が揺れる度に音が出ていたということ。
配線を固定し直したらピタッと音は鳴り止みました。
細かいことですが、車内から異音がすると結構ストレスになります。
納車の時にはわからないかもしれませんが、異音が出たら直ぐに報告するようにしましょう。
④ エンジンルーム
エンジンルームもしっかり確認していきます。
オイル量やLLC、ブレーキフルード、ウォッシャー液の量など基本的なことをチェックします。
ボンネットを開けた時にフロントバンパーの取り付け位置の確認とボンネットの縁や裏側にキズがないかを確認しましょう。
ここでも私の体験談です。
納車から一週間程度が経過し、朝から気持ちよく洗車をしていました。
私は洗車の最後にボンネットを開けて、裏側に飛び散った水滴も拭き取るのですが、その時にボンネットの縁が部分的に白くなっていることに気づきました。
汚れかと思ったのですが、それは汚れではなくキズのようなもの。
気になってよく見ると同じようなキズが3ヶ所も!
その足でディーラーに駆け込み状況を説明しました。
幸いキズの場所が走行中にキズ付くような場所ではなかったため、整備の時に付いた可能性が高いとして、ボンネットを再塗装してくれることになりました。
新車の納車から1週間で台車生活を送ることになったのは言うまでもありません。
⑤ 付属品や保証書
マシン
ここからは現車の確認を終え最後の詰めです。
車検証や車の点検整備に必要な書類に加え、取り付けてもらったパーツの保証書や取扱説明書があれば必ず受け取りましょう。
ドライブレコーダーやレーダー探知機などは取扱説明書が無いと操作に困ることもあるし、取り付けで余った付属品もあるはずです。
コーティングをディーラーで行った場合はメンテナンスキットもあります。
またメンテナンスの方法も確認をしておきましょう。
【まとめ】新車納車で確認すべきポイント
それにしても筆者は新車運が悪いね・・・
ソウル
マシン
納車の時に確認していれば責任の所在も明らかにしやすいからね。納車された後だと運転中にキズがつくこともあるから納車のときの確認は大切なんだ。
納車日はワクワク感が高まり確認が疎かになりがち。
大切なのは落ち着いて 順番に スタッフの人と一緒に確認すること
外装 → 内装 → エンジンルーム → 付属品・保証書
のように順番を決めてチェックしていくことをおすすめします。
納車の確認のときに気付けば対処も早いし、運転していないので原因も特定しやすくなります。
今回は私の実体験を元にチェック箇所をお伝えしてきました。
私の運の悪さは置いといてコレくらいの確認ができれば納得して納車してもらえるし、後からディーラーに文句を言う必要もなくなるはずです。
最後にもう一度いいますが、この確認はディーラーに文句をつけるためのものではありません。
お互いのために必要な確認だと思っています。
お互いのお付き合いは納車をしたら終わりではないですからね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
納車のあとはこんなことしましょう!
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