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2018年次改良CX-5が正式発表!改良前後で何が変わった?

CX-5 年次改良

年末から噂のあったCX-5の年次改良。

2018年2月8日ようやくマツダから正式リリースされました。

「マツダ CX-5」を商品改良  マツダHPへ

2月8日から予約を開始し、3月8日より発売とありますが、ディーラーによってはこの日より以前に予約を受けています。この発表を心待ちにしていた方も多いと思います。

改良前と改良後、何が どう変わったのか?違いをまとめて解説していきたいと思います。



価格・燃費

価格は全グレード据え置きです。

グレード 駆動 価格(税込) 燃費JC08モード(km/L)
改良前 改良後 差異 改良前 改良後 差異
20S FF ¥2,494,800 ¥2,494,800 ¥0 16.0 16.0 0
20S PROACTIVE FF ¥2,689,200 ¥2,689,200 ¥0 16.0 16.0 0
25S AWD ¥2,721,600 ¥2,721,600 ¥0 14.6 14.2 -0.4
25S PROACTIVE AWD ¥2,916,000 ¥2,916,000 ¥0 14.6 14.2 -0.4
      25S         LPackage FF ¥2,986,200 ¥2,986,200 ¥0 14.8 14.8 0
      25S         LPackage AWD ¥3,213,000 ¥3,213,000 ¥0 14.6 14.2 -0.4
XD FF ¥2,808,000 ¥2,808,000 ¥0 18.0 19.0 +1.0
XD AWD ¥3,034,800 ¥3,034,800 ¥0 17.6 18.0 +0.4
XD PROACTIVE FF ¥3,002,400 ¥3,002,400 ¥0 18.0 19.0 +1.0
XD PROACTIVE AWD ¥3,229,200 ¥3,229,200 ¥0 17.6 18.0 +0.4
      XD          LPackage FF ¥3,299,400 ¥3,299,400 ¥0 18.0 19.0 +1.0
      XD           LPackage AWD ¥3,526,200 ¥3,526,200 ¥0 17.6 18.0 +0.4

カタログ値の燃費は、ディーゼルは改善方向でやや良くなっていますが、2.5LのAWDはやや燃費が悪くなっています。

実燃費にすれば誤差のレベルなので、気にする必要は無さそうですね。

エンジン

SKYACTIV-G 2.0・SKYACTIV-G 2.5

ピストン形状の見直しと「低抵抗ピストン」の採用で燃費や静粛性を向上。燃料を噴射するインジェクターを新しくし、より正確な燃料噴射制御が行える新PCM(Powertrain Control Module)を採用し、優れた環境性能も実現しています。(2.0・2.5共通)

ピストン形状を見直したからと言って、改良前と改良後を乗り比べて違いを実感できるわけではないので大きな変化とは言えないかもしれないですね。

SKYACTIV-G 2.5には「気筒休止」が採用されました。高速道路やパイパスなど一定速度で巡航している時に2気筒を休止させ、必要以上の燃焼を抑えることができるようになりました。

街乗りでは効果を発揮しませんが、高速道路の走行が多い方には嬉しい変更だと思います。高速道路での燃費が良くなったとはいうものの、カタログ値の燃費は改良前よりわずかに下がっていますし、2.0Lやディーゼルの燃費を超えれるわけではありません。

SKYACTIV-D 2.2

ディーゼルエンジンはCX-8に搭載されてあるエンジンをそのまま使っているようですね。改良前のディーゼルに乗っている人には悔しい改良になったかもしれません。しかも、価格は据え置きなのでディーゼルについては改良後の方が若干お得感あります。(値引きは渋いですが・・・)

カタログ数値を見ても、最大出力・最大トルク共にCX-8と同じ数値。車重が軽い分、燃費はCX-5の方が良くなっていますね。

最大出力:改良前 129kw → 改良後 140kw

最大トルク:改良前 420N・m → 改良後 450N・m

燃費(JC08モード):改良前 →  18.0km/L(FF)、17.6km/L(AWD)

燃費(JC08モード):改良後 →  19.0km/L(FF)、18.0km/L(AWD)

燃費(JC08モード):CX-8 → 17.6km/L(FF)、17.0km/L(AWD)


オプション

360°ビュー・モニター+フロントセンサー(センター/コーナー)

予想通りではありますが、CX-5にも360°ビュー・モニターが用意されました。前後左右にある4つのカメラ映像を走行状況に合わせ、マツダコネクトのディスプレイに表示させることができます。ノーズの長いCX-5にとって、フロントカメラは狭い路地から出る時など役立ちそうです。

単品価格は¥43,200ですが、単品での装着はできず、最低でもCD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナーとセットで装着となり、価格は¥75,600となります。

パワーリフトゲート

改良後は20S PROACTIVE、25S PROACTIVEでもパワーリフトゲートの装着が可能になります。単品価格は¥54,000(税込み)ですが、単品での装着はできず、最低でもCD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナーとセットで装着となり、価格は¥86,400となります。

私の勘違いでした。2017年夏頃から選択できるようになっていました。大変失礼いたしました。

電動スライドガラスサンルーフ

サンルーフの取り付けができるのはこれまでXDのL Packageのみでしたが、XD PROACTIVEでもサンルーフの取り付けが選択できるようになりました。

単品価格は¥86,400(税込み)ですが、単品での取り付けはできず、他のメーカーオプションと抱き合わせでの装備になります。サンルーフを取り付けると最低でも¥280,800(ドライビングポジションサポートパッケージ+パワーリフトゲート+360°ビューモニター+フロントパーキングセンサー+CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー)が加算されます。また、サンルーフを取り付けることで17インチアルミホイールは選択できなくなります。

その他

マツダコネクトの機能向上

マツダコネクトは先行して発売されているCX-8や改良後デミオと同じものになります。基本性能のブラッシュアップに留まり、新しい機能は追加されていません。(オートドアロックの設定はできるようになっています)

具体的には従来のGPSだけでなく、「みちびき」や「グロナス」といった衛星システムに対応することで、安定した高精度測位が行えるようになりました。高層ビルの多い場所や高速道路の高架下などこれまでのGPSでは測位しきれなかった場所でも正確な表示ができるようになります。

自動反転機構およびワンタッチ&タイマー付 パワーウィンドウスイッチ

パワーウィンドウのスイッチを強く押すと自動で全開になり、強く引くと全閉になるオート機能が新しく追加されました。加えて、フロント・リアのパワーウィンドウスイッチにイルミネーションも追加になります。

地味な変更ですが夜間にスイッチ間違うこともあったので嬉しいかも。

全席標準装備はL Packageのみ。ベースグレードとPROACTIVEは運転席のみの装備となります。詳細は確認中ですが、ベースグレードとPROACTIVEは改良前と変更なしかもしれません)

車速感応式オートドアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付)

発進後、車速が20km/hを超えるとドアが自動でロックされるようになりました。全グレード標準装備です。マツダコネクトでロック・アンロックの設定が行えるはずなのですが、詳細は確認中です。

まとめ

改良前の25S PROACTIVEのオーナーとしては指をくわえて悔しがるほどの改良にはならず、少し安心をしている部分もあります。

ディーゼルのオーナーだとエンジンの変更は羨ましいと思う部分ですが、カタログ数値の違いを実際に使っていて体感できるか?と問われれば、答えはNOです。

パワーやトルクが上がったとは言え、極僅か。プロのドライバーでもない限りこの違いを感じる人は少ないと思います。

ディーゼルエンジンの以外はそこまで大きな変更とはならなかったというのが正直な印象です。

メーカーオプションの設定が増えたことは良い部分もあるのですが、オプションはオプション。装備すれば費用がかかります。

改良後は値引きも渋くなるかとは思いますが、購入を検討している方はしっかりと事前準備をして商談に向かいましょう。まずは今の愛車の価値を知ること。そしてオンライン見積もりで価格を知ること。できることから始めましょう!