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以前ご紹介したNANAMIのワイヤレス充電スマホホルダーの使い勝手がイマイチってことで別のスマホホルダーを探すことにしました。
【NANAMI 車載ワイヤレス充電器搭載スマホホルダー レビュー】オートホールド、ワイヤレス充電の便利ホルダー
今回試すのはモバイルバッテリーや急速充電器で知られる Anker 。
私も数多くの Anker 製品を愛用しています。
そんな Anker のラインナップに2019年1月11日から新たに加わった「Anker PowerWave 7.5 CarMount」
Anker からは初めての車載用ワイヤレス充電器となります。
ソウル
マシン
カーエアコンの吹出し口（ルーバー）にさし込むだけで簡単に固定・取り付けが可能で、スマホに直接ケーブルを接続する必要がないワイヤレス充電が出来るってことで早速ポチッてみました。
正直、もう少し早く発売されていれば・・・と思うところも・・・
今回は Anker PowerWave 7.5 CarMount のレビューをお届けします。
- 車の中でもワイヤレスで急速（高速）充電したい
- エアコンの吹出し口に取り付けるクレイドルが良い
- エンジンを切ってもスマホを取り出せるクレイドルを探している
- 使うなら信頼出来るメーカーが良い
では詳しく見ていきましょう。
コンテンツ
Anker PowerWave 7.5 CarMountってどんな商品？
エアコンの吹出し口に取り付けるタイプのワイヤレス充電カーマウント（スマホホルダー）です。
「Anker PowerWave 7.5 CarMount」はQuickCharge 2.0/3.0対応のカーチャージャー（シガーソケットプラグ）と組み合わせることで、iPhoneを最大7.5W出力で高速充電できるだけでなく、SamsungのGalaxyなど一部の機種は最大10W出力で急速充電することが可能です。
その他多くの Qi規格対応機種を充電することができます。
Qi（チー）規格とは、ワイヤレスパワーコンソーシアム（WPC）が策定したワイヤレス充電国際標準規格のこと。
Qi規格に対応したスマホと充電器ならメーカーや機種を問わずワイヤレス充電を行うことができます。
オートホールド機能は無く、手動でアームを操作しスマホをホールドするタイプです。
スマートフォンを固定するマウント部分は360度回転させることができ、使用アプリによってスマホを縦画面や横画面など好きな角度に固定させることができる使い勝手の良い仕様になっています。
さらに Anker 独自の保護機能や冷却ファンを搭載するなど安全性にも配慮されており、ドライバーには嬉しい車載グッズ。
メーカー希望価格は、4,999円（税込み）です。
充電対応機種
10W出力急速充電（QC 2.0 / 3.0対応充電器使用時）
Samsung Galaxy S9+ / S9 / S8 / S8+ / S7 edge /S7
Samsung Note 8, Note 9
LG G7 / G7+ / V30+ / V30 / V35
7W出力充電（QC 2.0 / 3.0対応充電器使用時）
iPhone XS Max / iPhone XR / iPhone XS / iPhone X / iPhone 8 / 8 Plus以降の製品
5W出力充電（5V / 2A充電器使用）
Pixel 3 / 3 XL
その他Qi対応他各種
残念ながら、私の愛用スマホ Pixel3 は急速充電できません・・・
Pixel3 自体は急速充電対応なのですが、Anker PowerWave 7.5 CarMount がPixel3 の充電規格に対応していないためです。
また急速充電をするには、QC 2.0 / 3.0対応充電器（シガーソケットプラグ）を使用する必要があります。（車両にあるUSBポートでは急速充電に対応できません）
おすすめのシガーソケットプラグ
スマホナビを使うなら充電器は【Anker PowerDrive Speed2】に決まり！
同梱品
安心感のあるブルーとホワイトの箱。
- クレイドル本体
- 3段階調整クロー
- 交換用3面ハンドル
- USBケーブル（Micro）
- 取扱説明書（多国語対応）
Anker PowerWave 7.5 CarMountレビュー
Anker PowerWave 7.5 CarMountの良いところ
ケースを付けたままワイヤレス充電
出典：Anker
ケースの厚さは最大5mmまでワイヤレス充電が可能です。
電子マネーカードやクレジットカードをスマホケースに入れたままワイヤレス充電はできないから注意してね！
エンジンを切っても取り出し可能
後に説明するデメリットの裏返しになるのですが、オートホールドでないがゆえにエンジンを切ってもスマホの取り出しが可能です。
オートホールドの充電器はエンジンを切ってもホールドされたままでスマホを取り出すことができない製品が多く、使っていると不便に思うことも少なくありません。
降車のときにストレスを感じること無く、スムーズに行動できるようになります。
スマホのサイズに合わせて調整可能
クレードル本体の裏側には縦置きの時にスマホ下部を支える脚の長さを調整することができます。
ダイヤルを回して脚の長さを調整することで大型のスマホにも対応。
どんなスマホでもバランスよくホールドし、充電することができます。
様々な形状の吹出し口に対応・しっかり固定
左が交換用3面ハンドル、右がデフォルトの3段階調整クロー
クレードル本体をエアコンの吹出し口に固定するための留め具（クロー）が2種類付属しており、吹出し口の形状に合わせ使い分けることが可能です。
アーム付きのクローがかなり出っ張った感じの取り付け位置になりそうです。
エアコンの吹出し口が引っ込んでいる車種なら使えそう。
基本的にはデフォルトのクローで良さそうです。
Anker PowerWave 7.5 CarMountのイマイチなところ
スマホのホールドは手動
車載用のワイヤレス充電器はスマホを乗せるとセンサーが反応し、自動で固定する「オートホールド」が多いのですが、本製品は手動でホールドしなければなりません。
逆に言えば、メリットでも書いたようにエンジンを切ってもホールドを解除出来るということにもなります。
ホールドする時の音が残念
スマホを固定するアームを閉じる時に「カリカリカリカリカリカリ」ってなかなか安っぽい音がします。
#Anker PowerWave 7.5 VarMount
チョット動作音が気になるな…
カリカリ音が安っぽい pic.twitter.com/xVchRdwWEv— MZcar (@gogoCX30) 2019年1月20日
アームをロックする内部構造の兼ね合いだと思うのですが残念なポイントの一つ。
ホールド解除のときには、スッと静かにアームが開くのですが、解除ボタンを押した時の「カチャ」って音がコレまた安っぽいので残念。
個人的には一番の残念ポイントです。
クレイドル本体はプラむき出し
左右のアームと脚のスマホと接触する部分はシリコン樹脂でコートされているのですが、クレイドル本体のスマホと接触する部分はプラスチックむき出しです。
角の内容に丸く仕上げられているのでキズを付ける心配はないのだと思いますが、スマホケースを付けない派の人は心配に思うことがあるかもしれません。
縦横の向きは原則固定
360°回転するボールマウントで角度や向きはある程度自由に設定できるのですが、運転しながら向きを変えるようなフレキシブルさはありません。
クレードル本体とクローの接合部分はネジで割としっかり固定されるので、縦横の向きを変える場合は一度ネジを緩める必要があります。
まとめ【Anker PowerWave 7.5 CarMount レビュー】
ホールド力は自分の力加減で調整可能なので走行中に外れたり、スマホが落下することは無い。
アームの取り付けもしっかりしているので、走行中の振動で気になる音も発生しません。
設置自由度は2つのクローが付属しているということもあり☆4つ。クローを使い分けることで好みの角度に調整しやすいと思います。
ビジュアルについては、クレイドル本体にやや安っぽさを感じる部分もあるってことで☆3.5。
ビジュアルとは異なりますが「カリカリ音」やホールドを解除した時の安っぽい音も気になるところ・・・
全体的な完成度やセット内容を考えると、決してコストパフォーマンスも良いとは言えません。
Anker ってことで最初の期待値が高かったのかもしれませんが、少し甘くつけても総合評価は☆4つってところです。
充電に関する機能はもちろん何の問題もありません。
動画を見て頂いてアームの動作音さえ気にならなければ買いかな。
気になる部分はあるにせよ、基本性能は折り紙付き！最初の1台としてもおすすめだし、他と迷ったら Anker にしておけば間違いはないかなと思います。
- 車の中でもワイヤレスで急速（高速）充電したい
- エアコンの吹き出し口に取り付けるクレイドルが良い
- エンジンを切ってもスマホを取り出せるクレイドルを探している
- 使うなら信頼出来るメーカーが良い
みなさんも Anker PowerWave 7.5 CarMount 気になったら、ぜひお試しください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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