「MINIのタイヤ交換時期だが、何を選んだら良いかわからない」
「タイヤ交換(タイヤ選び)で失敗したくない」
この記事は、そんな皆さんに向けて書いています。
みなさん こんにちは。
最近、MINIのタイヤ交換をして絶賛後悔中のエムブロ(@gogoCX30)です。
いや〜知ってはいましたが、改めてタイヤの重要性を思い知らされました。
何をそんなに後悔してるって?
ロード(タイヤ)ノイズですよ!
今後、ホイールとセットでインチアップの計画もあり「今回はとりあえず間に合わせのタイヤで良いや」って感じで、けっこう適当な中古タイヤを選んだわけなんですが、このタイヤがうっせぇ うっせぇ うっせぇわ!なんですわ(T_T)
時速30km/hを超えるとロードノイズがかなり大きくなり、コレが耳障りも悪い。
時速40km/h以上はずっと
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブレーキを踏むと荷重がかかりフロントタイヤから「ぐゔゔゔゔゔん」と更に大きな音が…。
毎日乗るクルマなので、このストレスはボディブローのように効いてきます。
ロードノイズは目立たないけど、集中力の欠如や疲労にもつながるから軽く考えないほうが良いよ!
「最近は、キレイに舗装されている道路も多いんだからそんなにロードノイズはしないでしょ?」
なんて思ったら大間違い!
舗装されている道路の方がノイズが大きく、かなり耳障りな音になります。
というわけで、私はタイヤ選びに盛大に失敗してしまったわけですが、皆さんには同じ失敗をして欲しくはないので、今回はMINIのタイヤ選びについて書いていきたいと思います。
コンテンツ
タイヤ交換の目安
まずは簡単にタイヤの交換時期や交換の目安について復習しておきましょう。
製造から4〜5年が経過している
あまり知られていませんが、タイヤにも賞味(消費)期限のようなものがあります。
タイヤの性能をしっかり発揮することのできる期間のことだよ!
製造年からノーマルタイヤで4〜5年。スタッドレスタイヤで3年が交換の目安となります。
この期間を過ぎてしまうと、タイヤの中の油分が抜け、タイヤの表面が固くなり、乾燥した状態になり、例えタイヤの溝が残っていたとしても、滑りやすくなるなど、タイヤ本来の性能を発揮することはできません。
タイヤの製造年の確認方法
タイヤの製造年は簡単に確認することができるよ!
タイヤの製造年は、タイヤ側面に記載されている4桁の数字で確認することが出来ます。
前の2桁が週数で、後ろの2桁が製造年(西暦の下2桁)となります。
この写真の場合は「4118」なので、2018年の41週目に製造されたタイヤということです。
タイヤの安売りだと、製造年の古いタイヤを安くしてる場合があるから注意しよう!
スリップサインが出ている(すり減り)
タイヤには寿命を知らせてくれる印があり「スリップサイン」と言います。
タイヤの溝が1.6mm以下になるとスリップサインが出るようになっており、スリップサインが出ていると道路運送法違反となり車検も通すことが出来ません。
スリップサインの確認方法
スリップサインも簡単に確認することが出来ます。
タイヤの側面を見ると、外側の方に三角マーク(△)があり、△が「スリップサインがここにあるよ」という印になります。
スリップサインのある場所は、溝の底が1段盛り上がっています。
この盛り上がりと同じ高さまでタイヤがすり減ると、残溝は1.6mmとなり「スリップサインが出た状態」となります。
実際に見ていただくとわかるのですが、スリップサインが出た状態だとタイヤの溝はほとんど残っていません。
こんな状態で安全に走行することは絶対に無理なので、スリップサインが出る前にタイヤを交換するようにしましょう。
メーカーは、残溝が4mmになったらタイヤ交換を推奨しています。
溝がしっかり残っていれば、売却するときも有利だよ!
タイヤの溝を簡単に確認できるアイテム
タイヤの全溝を簡単に測ることのできるグッズをご紹介します。
車に一つ積んで置くと便利だよ!
エーモンのタイヤ摩耗計は、300円程度で購入することのできて、とてもお手軽なアイテム。
使い方は簡単で、タイヤの溝にメモリ部分をスライドさせるだけでOK!
おおよその残溝が把握できるので、交換の目安にすることができます。
シンワ測定のデジタルデップスゲージは、溝の深さをデジタルで表示してくれます。
0.1mm単位で残溝を測定できるので、具体的に残溝を把握したいなら、こちらがオススメです。
価格も1,700円前後と、それほど高くないので、タイヤの摩耗が気になるなら購入もあり!
タイヤ表面にクラック(細かいヒビ)が入っている
タイヤを横から見た時に細かなヒビが入っているようなら交換のサインとなります。
タイヤは常に車の重さを支え続け、走るたびに伸びたり、たわんだりを繰り返し、太陽光にも雨にも晒されっぱなし。
車のパーツの中で、最高クラスのブラック労働を強いられるわけです。
タイヤ表面のクラックは、製造年とも関わりが強く、走り方にもよりますが、3〜4年経過すると発生してきます。
エア漏れやバーストの要因になることもあるので、クラックを発見したら交換を考えましょう。
また、縁石などにタイヤを擦ってしまい、横面に亀裂が入っているようなら直ぐに交換したほうが良いです。
タイヤの横面(側面)は、接地面に比べると強度が弱く、バーストの危険性が高くなります。
タイヤのクラックは、経年劣化によるところもありますが、空気圧が適正でない(空気圧が低い)状態で走行することにより、早く発生する傾向にあします。
毎日でなくても良いので、定期的に車の空気圧をチェックする習慣をつけると良いですね♫
タイヤは日常点検項目の一つ。
少なくとも週一回くらいは確認していきたいね!
タイヤの空気圧を簡単にチェックできるアイテム
MINIには、空気圧をモニタリングし、空気圧が足りなくなると警告を出してくれるシステムもありますが、アナログでも空気圧をチェックしておくと安心です。
規定の空気圧は運転席ドアを開けたところに記載があるからチェックしてみよう!
MINIにコンフォートタイヤをおすすめする理由
冒頭にもあったように、MINIにコンフォートタイヤをすすめる理由は【音】です。
MINIはもともと静粛性の高いクルマではありません。
どちらかと言えば、走りを楽しんだり、スタイリングを楽しんだりといったほうがメインで、そのデザインが故に快適性を犠牲にしている部分も少なくありません。
低く設定された車高や比較的大きな窓ガラスに軽量に設計されたボディなどなど、少し考えるだけで静粛性に振り不利に働く要素はたくさん出てきます。。
純正タイヤは、その当たりも加味して選んでいるので、割と違和感なく乗れるのですが、一度間違ったタイヤを選んでしまうと、ロードノイズが盛大に発生することになります。
静粛性が高いクルマではないからこそ、コンフォートタイヤをおすすめする訳です。
車に合わせたタイヤを選ぶって大切なことなんだ!
コンフォートタイヤとは?
ではコンフォートタイヤとは何なのか簡単に解説をしておきましょう。
コンフォート(comfort)を直訳すると、安心感や快適さといった意味になります。
コンフォートタイヤとは、静粛性や衝撃吸収など、車の乗り心地の快適さを重視したタイヤのことを言います。
車の乗り心地やロードノイズは、そのクルマが持つ特性はもちろんタイヤの性能により大きく左右されます。
道路に直接触れるのはタイヤだけであり、走行による振動や騒音を軽減することもタイヤの大きな役割の一つです。
また最近のコンフォートタイヤは、振動の吸収性や騒音の吸音性だけでなく、低燃費性能にもこだわった製品が多く、トータル性能の高いタイヤになっています。
MINIとの相性も良いタイヤと思って大丈夫そうだね!
MINIにおすすめコンフォートタイヤ
一言にコンフォートタイヤといっても種類は様々。
またMINIはグレードやオプションにより、装着するタイヤサイズ(ホイールサイズ)が異なります。
まずは自分のMINIがどのタイヤサイズなのかをしっかり確認をしておきましょう
MINIのタイヤサイズ
まずはMINIのタイヤサイズの確認です。
グレードやオプションにより異なりますが、基本的に次の4つのサイズの内のどれかになります。
ホイールサイズ | タイヤサイズ |
---|---|
15インチ | 175/65R15 |
16インチ | 195/55R16 |
17インチ | 205/45R17 |
18インチ | 205/40R18 |
製造年同様にタイヤの側面に記載があるので、しっかり確認しておきましょう。
MINI 3ドア(F56)、5ドア(F55)、コンバーチブル(F57)は共通で、クロスオーバー(F60)とクラブマン(F54)はサイズが異なるので、注意してください。
社外のホイールを装着しているときは、この通りでないこともあるから確認しておこう。
おすすめコンフォートタイヤ
MINIにおすすめのコンフォートタイヤを案内するよ♪
前置きがかなり長くなってしまいましたが、ここからMINIにオススメのコンフォートタイヤをご紹介したいと思います。
コンチネンタル Premium Contact (プレミアムコンタクト)
まず個人的にイチオシがコンチネンタルのPremium Contact (プレミアムコンタクト)。
このタイヤは、以前試乗をしたことがあるのですが、笑っちゃうくらい滑らかな走り出しで静粛性も抜群に高いです。
残念ながら、15インチから18インチまで全サイズ設定があるので、タイヤ交換をするのであれば一番に検討していただきたいタイヤです。
「MINIってこんなに静かだったんだ」と新しい発見があると思います。
コンチネンタルは、ヨーロッパのプレミアムブランドにも採用される信頼性の高いタイヤブランド。
自動車雑誌やタイヤテストで高い評価を数多く獲得しています。
Premium Contact 6は、快適性とスポーツ性という相反する要素を融合した、新しいスポーティコンフォートタイヤとして誕生しました。
快適性と正確なステアリングレスポンス、高い安全性に優れた燃費性能まで、消費者から求められる要求を一つの製品で実現しています。