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高く売りたいなら見ろ!査定士が教える「愛車を高く売るコツとポイント」

「愛車を少しでも高く売りたい」
「一括査定に申し込みをしたが、査定をもっと上げる方法を知りたい」
そんな人に向けて書いている記事です。

みんなさん こんにちは。
エムブロ(@gogoCX30)です。

今回は「愛車を高く売るコツとポイント」について詳しくお話をしていこうと思います。
私エムブロ、実は車好きが講じてクルマブログを書き始め、YouTubeチャンネルを開設。
その後 車屋に転職し、査定士の資格を取る というなかなかの異色の経歴の持ち主です。
自分で言うのもなんですが、ただの変態です。

なので、このページでは「車を高く売りたいなら、買い取り一括査定に出せ」などという何処にでもあるようなゴミのようなことは一切書きません。

査定がどんなもので、愛車をどのような状態にして査定に出せば 高く売ることができるのか?

この1点に絞ってお伝えします。
この記事を読めば、査定後の価格交渉にも役立つはず!
また 次にクルマを買うときにも「どのようなクルマを購入したら高く売れるか」という部分も見えてくるかと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。

そもそも査定とは?

「査定 査定」 と良く耳にしますが、皆さんは車の査定のことを正しく理解していますか?
一般的に「査定」と聞くと、「物事を調べて、金額や等級を決める」ということを指します。
大まかな意味でいえば同じなのですが、車の査定を詳しく定義するとこうなります。

査定士による査定の定義

標準として定めた中古車の状態(標準状態)と査定を依頼された中古車の状態との差異を車種ごとに定められた査定項目にしたがって比較検討し、その車の査定時における経済価値を判定し、その結果を価格に表示させること。

下取り査定であろうと、買い取り査定であろうと査定の内容は同じで、ユーザーから下取るまたは買い取る車の適正な評価をすることです。
とはいえ、車は年式、走行距離、装備、使い方など状態は千差万別。
中古車の価格を決める重要な仕事なだけに、査定の方法や考え方に違いがあると、中古車市場がカオスな状態になってしまいます。
そういった状況を避けるため、査定士という制度があり、どこの店で査定をしても評価の方法に極端な差が出ないようにしているのです。
査定士の制度は「ユーザーの保護ならびに中古車の流通秩序維持」の観点から設けられたものとも言えます。

査定士の査定価格の出し方

査定価格は、基本的にはどこの店でも同じ手順で算出されるようになっています。

査定基準価格 − (標準整備費・標準諸掛 + 特別調整) ± 加減点 = 査定価格

査定協会が定めた査定基準価格から各社ごとに定めた標準整備費・標準諸掛、特別調整を引いたものが基本価格となり。
基本価格に車の状態を見て基準に設定された点数で加減点を行い査定価格を算出します。

つまりこういうことです。

「この車は100万円(査定基準価格)で売れるから、利益や経費、整備費用(標準整備費・標準諸掛、特別調整)30万円を差し引きして70万円(基本価格)で仕入れたいよね。
でも この車はココにキズがあるから修理のために基本価格から◯点減点して、60万円(査定価格)にしよう。」

査定士は、査定する車両を商品するまでにどれくらい費用が必要になるのかを見極め、商品化に掛かる費用を予め引くことで、車の価値(査定額)を決めているのです。

「基本価格」より高くは売れない

察しの良いみなさんならお気づきだと思います。
査定基準価格は査定協会が毎月設定し、基本価格は査定をする店が決めています。
なので、車がどんなに新しくて、ピカピカで、オプションてんこ盛りだったとしても、極一部の例外を除いて基本価格より高い値段で売れることはありません

ここでいう例外とは、査定において一切の減点が無く、加点のみを獲得した場合です。

車を高く売ることにおいては、基本価格の高い店に査定をしてもらうことも大切な要素となります。

「新しい車=高く売れる」は間違い

査定基準価格がどのように決められているのかは明確にされていませんが、新しい車が必ずしも高く売れるとは限りません。
もちろん古い車よりは新しい車の方が高いのですが、査定基準価格は車種の人気だけでなく、その車にどのような使い道が残されているかに左右される傾向があります。
みなさんも聞いたことがあるかもしれません。

「トヨタ車はリセールが良い」
「ランクルは高く売れる」

トヨタ車は中古車市場でも動きが安定しているため、ある程度安心して仕入れることができるのでリセールが良く、ランクルは多少古くて走行が多くても海外に輸出して利益を得ることができるので、高く買い取ってもらえる傾向にあります
車を高く売るには、高く売れる車種を選ぶということも必要です。

査定士が査定で見るポイントと加減点

査定士が査定で見るポイントは多岐に渡りますが、簡単に書き出してみましょう。

査定で見るポイント
  • 走行距離や点検整備の状況
  • 事故歴や修理・修復歴の有無
  • 外装のキズやヘコミ(タイヤ・ホイール含む)
  • 内装のキズ・汚れの有無や使用状況
  • オプションの有無
  • 車検・自賠責の残期間

細かく書くともっと沢山あるのですが、ざっくりこんなところです。
このようなポイントを見ながら、加点・減点を行い最終的な査定金額(買い取り価格や下取り価格)が決まります。
ここからは「どのような状態の時にどれくらい減点(加点)されるのか」を見ていきましょう。
つまり!減点されるポイントを理解していれば対策も可能というわけです!

加減点 1点=1,000円

ここまで加点、減点というワードが何回か出てきました。
査定を行うときに切り離せないワードです。

査定を行うときは「このキズは◯点の減点」「このオプションは◯点の加点」
というふうに、キズやオプションなど車の状態に対して点数を付けて加減点を行い、査定価格を決定します。
この点数が査定価格にどう影響するのか?

1点 = 1,000円

減点が10点であれば、10,000円のマイナス。
加点が5点であれば、5,000円のプラスとなるということです。

キズの大きさで減点数は異なる

ボディのキズについては、キズの種類や場所・大きさにより減点数が異なります。

ボディには、ドアやボンネット、フェンダー、トランクドア(リアハッチ)などが含まれ、バンパーには、前後バンパーに加え、エアロなどのスポイラーも含まれます。
この他にも多くの項目があるのですが、代表的な所だけで良いでしょう。

キズは塗装修理、ヘコミは板金+塗装修理という考えになるので、ヘコミの方が減点数が多くなります。
さらにキズやヘコミの状態が悪い場合は、交換減点となりさらに大きな減点となります。

飛び石は減点にならない

上の表を見ていただいてもわかるのですが、1cm未満のキズ・ヘコミは無減点となります。
飛び石によるキズの場合、大半は減点なしでいけるはずです。(塗装が剥げている場合や複数のキズがある場合は減点されることもあります)
もし査定をお願いした時に「ボンネットに飛び石によるキズがある」ことを理由に査定額を減額されていたら交渉の余地はあります。

修理=事故車ではない

よく勘違いされますが「修理をした車=事故車」ではありません。

駐車場で当てられたキズを修理した
ドアパンチのヘコミを修理した
縁石に擦ったキズを修理した
ボンネットを交換した
バンパーを交換した
ドアを交換した

どれも事故車には該当しません。
俗に言う事故車とは【フレームに修復歴のある車】のことを指します。

修復歴(事故車)とは

交通事故やその他の災害により、自動車の骨格部分の交換や修正をした経緯があるもの

つまり 車の骨格(フレーム部分)の交換や修復を伴わない修理は、事故車(修復歴あり)にはなりません。
どんなにキレイに修理をされていたとしても、修復歴があるとわかれば大幅な減点になります。
ただし、修復歴にはならないものの修理した箇所の状態が悪ければ減点されることになるので注意しましょう。

事故車(修復歴)は査定が下がるのは事実

修復歴のある車は、中古車として販売する時に明記する必要があり、修復歴のない車と同じ値段で売ることができないため、修復の内容に応じた減点が適応されます。
修復の箇所や状況にもよりますが、20〜50万円ほど査定額が下がる(大幅な減点になる)ことも少なくありません。
場合によっては、80万円以上のマイナス査定になることもあります。

愛車を高く売る方法

さぁ!ここまでで査定どんなものか、査定の仕組みについてお話をしてきました。
ここからは具体的に車がどのような状態であれば、減点を少なくし、加点を多く獲得できるのか、車を高く売るために必要な知識を解説していきましょう。
簡単にお伝えすると標準状態より良ければ加点、標準状態より悪ければ減点になります。

標準状態とは?
  1. 外装・内装は無傷とする
  2. エンジン・足回り関係は走行に支障なく良好であること
  3. 車検の残り月数は3ヵ月以内とする
  4. 走行キロ数は標準走行キロとする
  5. タイヤの残り溝は1.6mm(スリップサイン)以上あること
  6. その他、事故による修復歴、損傷減価要因、改造工作等のないこと

これだけではわからないので、具体例を踏まえ解説していきたいと思います。

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キズはキレイに直す

査定をする上で「外装・内装は無傷」というのが標準状態となります。

とはいえ、車を運転していると大小はありますが、キズやヘコミはついてしまうものです。
ついてしまったキズ・ヘコミは、できるだけキレイに直しましょう。
ボディのキズで10〜30点の減点、つまり10,000〜30,000円の減額。
ヘコミの場合は、10〜50点の減点、10,000〜50,000円の減額です。

「修理に出した方が高いんじゃないか?」

そう思われた方も多いと思います。
ここで大切なことはキレイに直すということです。

修理代を安く済ませようと自分で修理したり、安かろう悪かろうの板金屋さんで修理したりすると、修理代を払った上にさらに査定で減点されてしまします。
つまり、2重に修理代を払うということです。
修理代はケチらず、しっかりとキレイに修理してもらいましょう。

車は常にキレイにしておく

査定の前に洗車していこう!ってことではありません。

日頃から洗車などのボディケアをしっかり行って、ボディコンディションを整えておくことが大切です。
また、内装についても汚れが無い状態にしておくことが理想です。

水垢の付着がある場合は、みがき減点が適応され 5点の減点。
ルーム(内装)クリーリングの必要がある場合は、ルームクリーリング減点適応で 10点の減点。
これだけでも15,000円の違いになります。

また、外装・内装ともに減点に当たるキズなどがない場合は加点が適応されます。

  1. 外装無傷加点・・・40点
  2. 外装無減点加点(みがき除く)・・・20点
  3. 内装価値点加点(ルームクリーリング除く)・・・20点

内外装の状態が良ければ、みがきやルームクリーリングの減点が適応されても、②と③の加点は獲得することができます。

タバコ・ペットはNG

クルマの中がタバコ臭い。
クルマにペットのニオイや毛が付いている。
残念ながら 40点の減点です。

ダブルパンチの場合は、これだけで 80点減点されます。

たとえニオイがしないとしても、灰皿の使用跡があったり厳しい場合はタバコの灰やペットの毛が落ちているだけで減点されてしまうので注意が必要です。
強烈な芳香剤を使って車内のニオイが取れない場合も減点されることがありますので、芳香剤の使用も控えめにした方が良いです。

メンテナンスはきちんとしておく

エンジンやバッテリー、足回りに電装品などの主要な部分に不具合があると20〜90点の減点となります。
不具合が出るまでメンテナンスを怠ってはいけません。
例えば・・・

エンジン・足回り・排気系の不具合減点
  • ガソリンエンジンのアイドリング不良・・・20点 or 60点
  • ディーゼルエンジンのアイドリング不良・・・20点 or 90点
  • 足回りの不具合・・・20点 or 25点
  • ステアリングの不具合・・・20点 or 70点
  • マフラーの排気漏れ・・・20点 or 40点 or 60点
  • バッテリー不良・・・20点

一箇所につき20点〜最大90点と盛大に減点されることになります。
こういった部分に不具合が起きるまで放置する方は少数かと思いますが、査定の前にチェックしておくと良いでしょう。

12ヶ月点検は受けた方が良い

査定の価値加点に「機能価値加点(定期点検整備実施)」という項目があり、直近で実施した12ヶ月点検から1年以内であれば、15点の加点があります。
12ヶ月点検は、車検(24ヶ月点検)とは異なる点検で、フロントガラス(助手席前)に貼られている丸いスッテカーが発行される点検です。

12ヶ月点検を実施した日から査定日が1年以内(商用車の場合は6ヶ月)であれば対象になります。

15点 = 15,000円と小さい金額ではないので、しっかりチェックしておきましょう。

車検は長く残っている方が良い

車検残については3ヶ月以内が標準状態となりますので、車検が4ヶ月以上残っていれば期間に応じて加点となります。

加点の点数については、残り期間と車両クラスにより異なります。

クラスにも寄りますが、残期間次第でかなり大きな加点になることがわかります。
同様に自賠責保険についても3ヶ月以上残っていれば期間に応じて加点となります。

走行は少ない方が良い

走行距離は、標準状態の基準より多ければ減点、基準より少なければ加点となります。

年間10,000km以下とか月1,000km以下であれば加点というような単純なものではありません。
残念ながら年平均10,000kmも月平均1,000kmも減点です。
車両クラスと走行距離、使用経過月数(初度登録から何ヶ月経過しているか)によって計算されます。

縦軸が走行距離、横軸が使用経過月数になります。
走行距離と使用経過月数が交わる数値(%)基本価格に掛けて加減点を算出します。
マイナス表示になっていると減点です。
グレーで網掛けされている箇所は、標準走行距離として加減点 0点となります。

例:基本価格が100万円(1000点)で走行距離が28500km、使用経過月数24ヶ月の場合
1000 ✕ -8% = 80
80点の減点→80,000円の減額となります。

ざっくりですが、走行距離が5,000km/年以下でなければ加点にはなりません。

タイヤの溝は残っている方が良い

タイヤの標準状態は、残溝が1.6mm以上残っている状態です。
残溝が1.6mm以下(スリップサインが出ている)なら減点。
残溝が5mm以上であれば加点となります。
加減点の点数はタイヤのインチ数により異なります。
タイヤ幅や扁平率などのサイズは加減点に影響しません。

インチ数減点数加点数
19以上358
18307
17256
16175
15134
14103
13以下92

アルミホイールの加減点

純正・社外品問わずアルミホイールは価値加点を獲得することができますが、キズや変形があると大幅減点になります。
社外品の場合は、JWL、VIAマーク付きのもので、デザイン・サイズ・規格が揃っているものでなければなりません。
また、加点数は年式により異なり、年式が新しいほど加点は大きくなります。
※車の年式が適応されるので、アルミホイールの購入時期は関係ありません。

インチ数加点(4本セット)交換減点(1本)価値減点(1本)
19以上30〜904712
1820〜803810
1710〜70328
165〜60297
1515〜45236
1410〜40215
13以下5〜35205
加点は年式(年もの)により異なる

大径のタイヤ・ホイールは要注意

上の表を見ていただくと、おわかりいただけると思います。
ホイールもタイヤもインチ数が大きいほど減点数が高くなっています。
これはインチ数の大きいタイヤ・ホイールの方が高額であり、交換にも手間が掛かるからです。
また、キズがある場合に交換減点にするか、価値減点にするかは、ある程度査定士のさじ加減になってきます。

取り扱い説明書・保証書・整備手帳は残しておく

意外に思われるかもしれませんが、車の取り扱い説明書や保証書・整備手帳が無いと減点され、3点がセットで残っていれば 10点の加点となります。
また 保証書と整備手帳は残っていても汚損や破損がある場合は減点扱いとなります。

取り扱い説明書の加減点

装備品は残しておく

査定をしていると時々こんな人がいます。

「ナビとかオーディオは外すんで!」

はい!減点!!

ナビ(インダッシュ)の場合は、年式によって加点の対象になるし、オーディオのところに穴が空いていると減点になります。

ナビ・オーディオ類の加減点
  • ナビゲーションシステムの加点・・・20〜60点
  • オーディオが故障の場合は 10点、欠品の場合は 20点を減点する
  • オーディオデッキの取り外し跡(穴埋め)は 5点を減点する

よほどの理由がない限り、装備品を外すことはおすすめしません。

ボディカラーは白黒が良い

「黒と白はリセールが良い」

一度は聞いたことがあるかもしれませんね。
都市伝説かと思っていましたが、残念ながらこれは事実です。
査定をしてもらった店や販売店の独自の判断になるので、必ずではありませんが黒や白は買い手が付きやすいなどの理由で加点されることもあります。

ただ 最近は、黒や白以外のボディカラーでも加点になることも増えています。
例えばマツダ車。
マツダの赤(ソウルレッド)は、マツダのブランドカラーとして定着し、中古車ユーザーも「マツダに乗るならソウルレッドが良い」と人気が高まっています。
白・黒以外でも人気のあるカラーは、加点される可能性があることを覚えておきましょう。

メーカーオプションは加点になる

新車購入時のメーカーオプション(一部ディーラーオプション)については、装備の内容により加点の対象になります。
標準装備のものについては加点の対象にはならず、点数は年式・車両クラスにより異なります。

オプション加点数
サンルーフ10〜70点
ナビゲーション20〜60点
ツインモニター5〜30点
パワースライドドア10〜20点
レザーシート10〜110点
カメラ類5〜10点

ただ メーカーオプションの加点については、査定をする人の知識に左右される部分もあるので注意が必要です。
査定する人が、その装備がオプションであることに気づけば加点してくれることもありますが、気づかなければスルーされます。

エアロを着けるならフルエアロで

装備品の加点で「フルスポイラー」という項目があります。
これは、フロントスポイラー、サイドステップ、リアスポイラーなどがセットで装着されている場合に適応される加点です。
年式・車両クラスによりますが、10点〜70点の加点となります。
セットで装着されていない場合は、残念ながら加点にはなりません。

純正パーツは残しておく方が良い

査定士による査定は、原則的に新車の状態に近いほど高額になる傾向にあります。
車高調や社外ホイールなどのアフターパーツを取り付けていたとしても、一部の専門店を除き基本的にプラス査定になることはありません。
ひどい場合は、純正パーツが無いことにイチャモンをつけて、マイナス査定になることもあります。
純正パーツは残しておいて、査定のときには車に積んでおく、もしくは純正パーツがあることをしっかり伝えましょう。

売るなら新車から6年以内が良い

ここまで加減点は年式により異なるというワードが何度か出てきました。
内容にも寄りますが、基本的に新車(初度登録)から6年以上が経過すると加点がつかなくなります。
査定する場合は、「年もの」という考え方で年式を考えます。

「年もの」とは

査定日の年から初度登録の年を引いたものです。
例:査定日が2021年1月○日で初度登録が2018年4月の場合
2021 − 2018 = 3
この場合は 「3年もの」として扱われます。

6年ものまでは割と加点の対象になるのですが、7年もの以上になると一気に加点の対象から外されます。
少しでも高く入りたいなら、初度登録から6年以内がおすすめでです。

7年以上の車が高く売れないかと言えば必ずしもそうではありません。
査定には年もの係数というものがあります。
これは、極端な言い方をすると
「古い車は多少キズがあっても気にならないよね」
という考え方で、2年落ちの車と5年落ちの車に同じキズがるとした場合、同じ減点をするのは不公平感があるから考慮するというものです。
内外装の減点数に4年もので0.9、5年もので0.8、6年もの以降で0.7を掛けて計算します。

基本価格の高い店を探す

車の状態とは違った話になりますが、基本価格の高い店で査定をしてもらうことは大切です。
「査定士の査定価格の出し方」のとことで簡単に触れていますが、基本価格は査定をする店で異なります。
基本価格は、査定をする店が独自に設定し、基本価格を上回る査定額が付くことはありません。
つまり基本価格の低い店で査定をすると、査定額も自ずと低くなってしまうということです。

基本価格が公開されているわけではありませんが、基本的に大手の買取店(ガリバーやビッグモーターなど)は、査定額を比較しても基本価格が高い言わざるを得ません。
実際に査定額を比較してもビックリする価格を出してくることもあります。
ただ、輸入車や専門性の高い車の場合は、専門店に査定をお願いした方が高額査定になることも多いです。

このあたりは、自分の愛車に合った査定店を探すのが良さそうですね。

【まとめ】査定士が教えるクルマを高く売る方法

今回は、車の査定について詳しく解説してきました。
加減点については、全体的に減点はガッツリいかれるけど、加点は控えめになっています。

買取店やディーラなどで「査定をしてくれる人=査定士」ではないので注意が必要です。
査定士という資格が無くても査定を行うことに問題はありません。
ですが、査定士の資格を持っている人に査定をしてもらった方が安心感がありますし、必要であれば査定書を発行してもらうこともできます。(有料の場合あり)
査定の内容に納得がいかない場合は、査定書を発行してもらい、自分の車の基本価格や減点箇所を確認するという方法もありです。
下取りであれ、買い取りであれ、店にとって「査定額=仕入額」となります。
悪気はなくても、安く仕入れて高く売りたい!と考えるのは当然のこと。
今回の内容をもとに価格交渉を行ってみるのも良いかもしれません。

自分の大切にしてきた愛車を高く売る、適正な価格で手放すというところで少しでも役に立つことができれば幸いです。

クルマを賢く買う方法

新車/中古を問わず新車のディーラーは値引きをしない傾向にあります。

値引きをしない代わりに、下取り価格を頑張ってくれるケースは多いですが、下調べなしで下取り査定をしてもらっても、普通の下取り価格になってしまうことも…。
なので、下取りの査定をしてもらう前に愛車の買取相場や下取り相場を確認しておきましょう!

「下取り価格より買取価格の方が高い」ってよく聞きますが、買取価格をもとに下取り価格を交渉した結果10~20万円下取りが高くなり、買取価格と同じになるケースも多いです。
私も下取り査定をしてもらう前に必ず、買取相場を調べています。

買取相場を知る方法

よくあるのはクルマの一括査定ですが、一括査定はオススメしません

申込みをした途端に数社の買取店から電話が引っ切り無しにかかってきて、査定のアポ取り合戦が繰り広げられます。
人を変え、時間を変え、時には電話番号まで変えて査定のアポを取りに来ます。

電話に出るたびに同じ質問に答え、都合を合わせるのも大変。
サイトに入力した個人情報も5~10社に共有されることもあり、情報漏えいのリスクも高まります。
私も経験した上で、もう二度と一括査定は利用したくありません。

そこでオススメのサービスが「ガリバーの愛車無料査定」

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必要事項を入力して電話がかかってくるのを待つだけ。
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ガリバーの愛車査定を使ってみる

「ガリバー1社だけの査定で大丈夫?」
「複数社に査定をしてもらった方が高い金額で買い取ってもらえるのではないか?」

そんな心配をする気持ちもあるかと思いますが、買取の上限価格は決まっていて、上限価格より高く買い取ってくれることはありません

それに、複数社に査定をしてもらっても、高い買取金額を提示できるのは結局大手です。
査定のときに「ディーラーの下取りか買い取りか迷っている」と伝えておくことで、提示する買取金額も頑張ってくれるはずです。

私自身も2度ほどガリバーの買い取りを利用しましたが、2度とも満足の結果になりました。
2度の内、1回はガリバーで中古車まで購入したほどです。

ちなみにガリバーでクルマを買うと、買取金額を更に上げることも可能です。

ガリバーのネットの評判を見ると、中には良くない評価があるのも事実です。
やはり大手だけに査定担当の人数も多く、当たりハズレが多少あります。

ですが、査定担当者の対応が良くなかったとしても、買取金額が下がるわけではないので、その場の対応はしっかりとしてもらい、買取金額を出してもらいましょう。

クルマの買取相場をしっかり把握した上で、ディーラーの下取り査定を利用することで、賢くクルマを乗り換えることができます。

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