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CX-5で初ロングドライブ!MRCCの実力をレビュー

先日、山口県山口市から大分県大分市まで片道約3時間、走行距離約220kmのロングドライブを行いました。

高速道路と自動車専用道の走行がメインだったので、普段は使わないMRCCを初めて使ってみました。

今回はその実力をレビューしたいと思います。



MRCCとは?

〈M〉マツダ・〈R〉レーダー・〈C〉クルーズ・〈C〉コントロール

簡単に言うと、従来の一定速度を維持するクルーズコントロールにレーダーを使った車間距離認識や速度差認識機能を加え、自動で走行速度を調整することができるものです。

運転者がアクセルやブレーキの操作をしなくても、設定した速度内で車間距離を自動で調整してくれます。

MRCC設定中はアクセルやブレーキの操作が無くなり、ハンドル操作だけで良くなるので「ロングドライブで使うと疲労軽減になるよ」という機能です。

例えば100km/hで設定した場合は、前車がなければ100km/hで走行します。

前車があれば設定した車間距離を保ちながら速度を自動でコントロールし、前車が90km/hで走行していれば、設定した車間距離を保ちながら自車も90km/hで走行。

前車が加速する、または車線変更などで自車の前からいなくなると最大で100km/h(設定をした速度)まで自動で加速します。

MRCCの設定方法

ステアリング右側のボタンを使い設定を行います。ただし、設定ができるのは30km/h以上で走行している場合です。

〈MODE〉を1回押します。

※〈MODE〉ボタンを二回押すと通常のクルーズコントロール(前車を認識しないモード)になるので注意してください。

このようなマークがアクティブ・ドライビング・ディスプレイとマルチインフォメーションディスプレイに白色で表示されます。

〈SET+〉もしくは〈SET-〉ボタンを押せばMRCCが起動します。先ほどのマークが緑色に変わればMRCCが起動している状態です。

〈SET+〉〈SET-〉は速度の設定です。MRCCを起動させる時に一度押しただけだとその時の走行速度を維持します。

〈SET+〉と〈SET-〉で速度を調整できるのですが、ボタンでの設定は5km/h刻みとなります。

〈▲〉と〈▼〉は車間距離の設定です。〈▲〉は車間距離を長く、〈▼〉は車間距離を短く取ります。

詳しくはマニュアルをご覧ください。



追従性能

今回MRCCを起動させ走行したのは、中国自動車道、九州自動車道、東九州自動車道、大分自動車道など高速道路と自動車専用道です。

前車認識性能と加速減速性能に分けてレビューします。

前車認識性能

コーナー

高速道路のように大きいR(半径)のコーナーだと前車を認識しなくなるようなことはありませんでした。片側二車線の区間でもコーナーだからと言って隣車線の車を誤って認識することもなかったです。

Rの小さいコーナーだと前車を認識しなくなることがありますが必ずではありません。

コーナリング中に隣の車線を走っている車の影に前車が入ってしまう時は認識しなくなることが多いです。

認識しなくなるのは極僅かな時間で1秒もありません。

坂道

上り坂、下り坂ともに前車を見失うことはなかったです。

上り坂の検知も正確でしっかりと速度を維持します。人が運転しているときに上り坂に気づかず減速してしまうことがありますが、そのような心配もなさそうです。

下りでも前車認識と減速をしっかり行います。下り坂だからといって前車との車間距離が狭くなることもありません。

トンネル・夜間

トンネルや夜間の周囲が暗い場面でも前車をしっかりと認識しています。明るい時と比較して車間が変化することも無かったです。

前車の車種

MRCCのマニュアルには「車種によっては前車を認識しない可能性がある」と記載されているのですが、今回の走行中は問題なく認識していました。

トラックのような大型車両はもちろん、コペンのような小型の軽自動車も問題なかったです。(今回の走行ではコペンが最小でした)

加速・減速性能

思っていたよりもかなり滑らかで乗り心地が良かったです。

正直、MRCCの車両制御より運転が下手な人(加速や減速の操作が荒い人)は多いと思います。

「この人の運転怖いな」と感じる人の車には乗りたくないですよね?

MRCCに任せてもそのような心配はなかったです。

加速

運転者にもよると思いますが、人がアクセル操作をするより正確です。

加速の動作は非常になめらかです。

下り坂では設定速度以上になることがありますが、+1~2km/h程度。

上り坂に入るとトルクが足りなくなる前にシフトダウンして、しっかりと登っていきます。

速度のコントロールは非常に優秀です。

減速

下り坂でもブレーキとエンジンブレーキを使いながらなめらかに減速します。

急に制動力が高まることはありませんでした。ただし、前車を認識している時に前車と自車の間に割り込みがあるとガツンと制動をかけ減速します。

この辺りは割り込んでくる車のマナー的な部分なのでMRCCの性能自体は素晴らしいと思います。

MRCCが優位な場面

基本性能の高いMRCCですが、高速道路や自動車専用道全般で起動させて走行した方がラクか?というとそうでもないです!

交通量や車線の多い高速道路ではMRCCで走っている方が落ち着きません。割り込みも多いですし、前車の速度もマチマチ。

加速・減速のタイミングも自分で行う時と違うためヒヤヒヤすることもあります。余程ペースの合う車がいれば良いのかもしれませんが、それでも割り込まれると台無しです。

では、どのような場面でMRCCが活きるのか?

片側一車線の自動車専用道や交通量の少ない高速道路です!

このような区間であれば疲労軽減に大きく貢献します。

例え前車の速度が遅くてもアクセルやブレーキの操作をしなくて済むのでストレスも溜まりません。追越し車線がないので、割り込みもなく安心して乗っていることができます。

それともう一つ。数台で連なって走る時も快適。

車数台で同じ目的地に向かう時もMRCCに任せておけば運転はかなりラクになります。車間を短めに設定しておけば、割り込まれる心配も減るので楽しく走ることができるかもしれませんね。

まとめ

納車から2ヶ月経過して初めて使ったMRCCですが、思ったよりもずっと優秀

正直、最近の「自動運転」とか「ぶつからない車」とかあまり信用していなかった(機械が信頼できなかった)のですが、技術の進歩を目の当たりにしましたね。

人が運転するのと大きく変わらないレベルで加速・減速を制御し、人が運転するより正確に車間距離をコントロールできるなんて思っていませんでした。

一時的でもアクセルとブレーキの操作をしなくても良い時間があると疲労もかなり変わってきます。

これくらいの精度と疲労軽減効果が得られるのであれば、高速道路に乗る時はMRCCを使っても良いかなと思います。さすがに一般道では使う気になりませんが・・・

ちなみに・・・

MRCCで走行中のi-DMのスコアはというと、基本的には「4.5」です。MRCCに任せていれば上がったり、下がったりすることもあまりありません。

時折このように表示をしていないことがあります。下り基調だと多いようです。アベレージが4.5以下の方であれば多少スコアアップに貢献してくれるかもしれません。

皆さんも高速道路を使う機会があれば、一度はMRCCを体感してみてくださいね!

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